2011年7月31日日曜日

am 31. Juli

気が付けば7月も終わろうとしています.
本当に早いもんですね.
そして,放置しすぎていました...

今月は週末にスイスやパリに行ったり,2週間の休みがあったのでその時はイタリア(ローマ,ナポリ,カプリ,アマルフィ),トルコ(イスタンブル,ボドルム),ギリシャ(コス島,サントリーニ島,アテネ)を満喫していました.
本当に旅をした.
いろいろな文化に触れ,同じヨーロッパでもそれぞれ特徴が違うし,文化が違えば人々も違う.人と人との距離,親切さ,考え方などいろいろ感じることができた旅でした.
書きたいことはいっぱいあるけど,とても長くなりそうなので今回は省略...
スイマセン!
いろいろ溜まっていってるなー.

今回は,今までの4カ月を簡単に振り返ってみようかなと.

4月
EUセミナー

ブリュッセルにてEUセミナーという名の3日間のEUに関して勉強するセミナーがあった.
このときは本当にただの修学旅行生気分.
ただただ,楽しかったし,同じVulcanusメンバーとの絆を深められた時期だったと思う.
みんなで夜ホテルで飲み会をしたり,ちょっと度が過ぎるくらいに騒いだような気がするな笑
さすが,選ばれた23人だけあって一人一人がキャラクターを持っていて,バカだけどしっかりしている.
これからの生活が楽しみだなーっとしか思わなかった.
EUセミナーにてトリニと 

語学研修の始まり

初めての海外生活が始まった.
最初はわからないことだらけ.
言語も違えば,文化も違うし,気候も違う.
そして,ホストファミリーの家ではそれぞれのルールがある.
気候の違いで体調を崩し,ルールにもなれずに相当のストレス.
特に,ホストファミリーとの食事の時間は苦痛でしかなかった.
言語がわからないから何を言ってるか分からないし,ルールもわからず怒られる日々.
語学学校についても授業についていけなさ過ぎて本当に落ち込む日々.
まず,先生の言っていることがわからないし,何と返せばいいのかわからなかった.
このときは本当に辛かった.
だけど,ハウスメートに恵まれて辛い時は元気づけてくれて本当に嬉しかった.
Vulcanusのメンバーにもみんなに励まされて何とか頑張れた.
他のみんながいてくれたから乗り越えられた. 

 授業中の風景(レオニーの誕生日祝い中)


5月
少しずつ生活にも慣れてきた.
体調とか回復してやる気が出てくる.
と言っても問題は山積み.
なんといってもVISA.
これは応えた...
何度行っても取れないし,もはや顔を覚えられていて言った瞬間に即却下という状態.
どうすればいいと!
とりあえず,諦め.
ここら辺からスタムティッシュ(日独交流会)というものに行くようになり,楽しくなってくる.
友達もでき,一緒にライブとかにも行ってちょっとづつ充実してきたのかなーって思う.
だけど,語学学校に関してはまだまだ不完全燃焼.
授業に関しては少しついていけるようになったけどまだまだ.
そして,もっともっといろいろな人と絡みたいなーって思う日々.
ホストファミリーに関しては,言っていることは何となく理解できる程度になり,そこまで大きな問題は無くなる.
むしろ,自分が不安な気持ちを抱えている時はそれを察してくれて"大丈夫よ"と手を握ってくれたりしてくれて本当に良い家庭に出会ったのかなと思う.
だけど,ハウスメートとの別れ.
初めて人と別れることをさびしいと感じた.
それだけ,いい友達を作ることができたのかなーって思うし,本当に感謝の気持ちでいっぱいだった.

 バーにてVulcanusのメンバーと

6月
だいぶ生活にも慣れてきた.
週末を使っての海外旅行とか,国内でも遠距離の旅行をするようになってくる.
その分,スタムティッシュとか行けなくなったけど,これはこれでかなり充実していて楽しかった.
ドイツ人の友達と絡む機会が減ったけど,空いてる時はタンデムをやったりと,すべての日々が充実していた.
はっきり言って暇な時が無い感じだったけど,楽しくなってきた.
語学学校も授業についていけるようになってきて,先生も良くなりだいぶ楽しくなってくる.
それでも,まだまだ喋れないし言葉の壁を少し感じる日々.
だけど,明らかに上達はしている!
ハウスメートと二人でバーに行ったりしても何とか会話ができたし授業が効いてる!って思えた.

 スタムティッシュのメンツとみんなでアウグスブルグ

  
7月
家さがしや,引っ越しの準備などで忙殺される日々.
それでも,楽しかったし毎日が充実してた.
語学学校のメンバーともだいぶ仲良くなった.
友達の数は決して多い方ではないとは思うけど,みんなが大切な友達であるって言える.
このころにはドイツ語で何とか少し無理があるなりにも片言ながら喋れるようになってきた.
みんなで中華に行ったり,空き時間にイングリッシュガーデンに行ったりと語学学校も楽しむことができた.
最後はみんなでバーで飲み,クラブで騒ぎ,別れを告げた.
そして,ホストファミリーにも別れを告げた.
いろいろあったけれども,最後には"戻ってきたいときには戻ってきてね"と言ってもらえて本当に嬉しかった.
ちゃんと,信頼関係を築けたのかなと.
いつものスポーツバーにてお別れ会

この4カ月で何を得たか.
ドイツ語を得たのは間違いない.
そして,それ以上に友達を得た.
ホストファミリー,語学学校,スタムティッシュ,Vulcanusのメンバー.
いろんな人に会った.
それぞれみんなが違う.
今まで日本で出会った人とはまた違うような人ばかり.
辛いことも多かったことは確かだけど,間違いなく言える.
楽しかった!
これは,自分だけじゃ成しえないことであるし,みんながいたからできたこと.
本当にミュンヘンでの生活は楽しかった!
みんなとの出会い.
みんなと一緒に飲んだこと,クラブに行ったこと...
全てがいい思い出.
もう一生会わない人もいるのかなと思うとすごく寂しい.
みんなには感謝している.
最初は辛いと感じていた生活を楽しいと感じさせるようにしてくれたみんなに.
本当にありがとうと言いたい.

そして,明日からついに企業研修が始まる.
何が起こるか分からない.
おそらく最初は辛いことは多いだろう.
だけど,一度辛いことを乗り越えられた.
今回も乗り越えていこうじゃないか.
今いるフリードリッヒスハーフェン.
ここで何ができるか楽しみだ.
元同居人とフリードリッヒスハーフェンにて.ちなみに彼は昨日母国に帰ってしまった...

2011年7月1日金曜日

der Frisör

お久しぶりです...
やばー,気が付いたらだいぶ放置してましたね.
ここ最近は8月から住む家探しやVISAの取得や企業訪問などいろいろなことに追われていて時間がありませんでした.
申し訳ないです...

とりあえず...

VISA取れました!!
やったー!!
最終的にはVISAの取得のために7回役所に通いました...
長かったけど,これで安心ですね.
そして,未だになんでとれたか謎です...
最後は特に何も話すことなく,外で待っててと言われ待ってたらVISAができたという...
謎...
そして,記載内容が間違ってたという笑
でも,それも直してきたので今は全く問題なしです!!
というわけで,旅行に行けます!!
時間がないなりにも,旅行していろいろ楽しみたいと思います.

今日はロンドンのことについて書きたかったけど,スイマセン.また今度書きます.

今日は髪を切ったのでそのことについて短編小説風に笑
それではー!!


"美容院と私"

外は雨.
4月以来髪を切っておらず,少し長くなってきたなと感じる今日この頃.
天気も悪いし,何かすっきりするためにも美容院に行こうか.
以前髪を切った時の評判は悪くなかったので今回も同じところでよいかな.
店内に入ると1人待っているのみで大して混雑はしていない.そして,以前髪を切ってくれた体格のいいお兄ちゃんがいる.
少しの不安を抱えながら席で待つことにする.私の前に待っていた人が以前担当してくれたお兄ちゃんのところへ行ってしまった.
"そうか,私は新しい人に切ってもらうのか.どうなるのだろう"と少しの不安が少しつのったが,どうすることもできないので待つことにしよう.
私の番が来た.担当するのはガムを噛みながら仕事をしている女の人みたいだ.
慣れた感じでHalloと声を掛け,カバンを置き,席に着いた.
"どうしましょうか?"と 聞かれたが特に希望もなかったので"好きなように切ってください.ただ,短すぎるのはやめてください"とお願いをした.
"シャンプーをしますか?"と聞かれ,前回シャンプーをしてもらわなかったのでせっかくなのでしてもらおうではないか.
適当にシャンプーをして,髪を切り始める店員.
"だいたいこれくらい切る?"と髪を持ちながら尋ねる店員.しかし,その時私はメガネをはずしていた.あまりよく見えなかったが,それだけ切っても髪がまだ残ってそうなので"それでお願いします"と答える私.
シャキ.シャキ.
落ちてくる前髪.明らかに切りすぎではないか? いや,信じて完成形を見てみようではないか.
そのまま待つことにしよう.
おや,もみあげを切り始めるみたいだ.
バリカンを用意してきて,"ジュッ"っという音とともに私のもみあげはパツンと消え去った.苦笑するが私にはどうすることもできない.
とりあえず何事も経験だ.流れに身を任せてみよう.
そのまま時間が流れ去り,完成したみたいだ.
最後に"ワックスかジェルをつけますか?"と聞かれたので"ワックスでお願いします"と言い,ワックスをつけてもらうことに.
全力ですべての髪を前から後ろに持っていこうとする店員.
これはいかんぞ,これはいかんぞ!!
もはや笑いを抑えるのに必死の私.
そして完成.これは,いつの時代の日本人だろうか.
ありがとうと笑顔で挨拶をして店を出る私.
やれやれ,前髪を 戻そうではないか.しかし,その前髪がない.
降りしきる雨の中私は一人家路につくことにした.