2011年11月26日土曜日

Er fährt nach Berlin

今日は引っ越しデー.
自分じゃなくて,他の同居人.

ブラジル人はベルリンへ.
もともと,彼はミュンヘンに行くつもりだったらしいけど家がみつからずベルリンに行くことにしたらしい.
ミュンヘン高いからね.
そして,ベルリンでもまだ家は無いからホテルに行って探すわーって言ってたけど,余裕だな笑
彼は自分にとってひたすら謎人物.
元はと言えば,ミュンヘンとかベルリンに行くことすら決まっていなく,どこかに行くとだけ言っていた.
何がしたいのー?と聞くと,銀行の取締役になるんだ!と言っていただけ.
そして,世界をうろちょろ.
今年7月まではダブリンにいて英語勉強していたらしいし.
常に焦らず,なるがままに.
何かの余裕を感じるばかり.
そして,喧嘩をする相手でもありお互い嫌だなーって思っていた部分はかなりあると思う.
自分は周りに迷惑をかけない,ってスタンスだったけど相手は迷惑をかけあえばいいじゃん的なスタンス.(簡単に言うと)
はっきり言って彼と暮らすことはストレスの溜まることでもあり,簡単なことではなかった気がします.
でも,喋る時はいつも笑顔.
いいところも悪いところも含めて一緒に住んでよかったなーって思います.
ラテンのノリを知るとても良い機会でした.

どんなに,嫌だなーって思う人であっても最後には笑顔でさよならを言いたいって思って今日はちょっと早起き.
そして,ちょっと喋って笑顔で言ってお別れ.
人を嫌っていがみ合っていても何も生まれないけど,お互いがいい関係を築けたら何かが生まれるかもしれない.
そして,それは今は気づかなくてもいつかどこか違うところでまた何かがめぐり合うかもしれない.
人と人との出会いを大切に.
たった一つのきっかけでめぐり合って,仲良くなれたならそれを大切にしていきたい.
それも何かの運命.
本当に細い線一本だけでもいいからつながりを持っていることは悪くない.

またいつかどこかでめぐり合うことを信じて.

2011年11月25日金曜日

Hola España!

更新頻度が減ってまいりました.
ここ最近,ついに気温がマイナスに突入し始め起きる気力が無くなってきました.

というわけで,そんな寒さを吹き飛ばせ!
スペインに行ってきました!

今回行った場所は,バルセロナとバレンシア.
1日目
格安航空,ライアンエアーに乗るべくメミンゲン空港へ.
家(フリードリヒスハーフェン)→メミンゲンまで電車で19€
メミンゲン空港→ジローナ(バルセロナまでの近く)までライアンエアー16€
ライアンエアー狂ってるな...
というわけで,メミンゲンに到着するもバスがこない.
さすが,地方空港.
街の人にいつ来るかなーって聞いてみるも,"多分この時間に来ると思うけど,わからないわー"と言われる.
ってか,その時間でも間に合わないじゃーん!
というわけで,同じような状況の人ととタクシー乗合することに.
その時,一緒に乗った人がスペイン人でこれからバルセロナに行くと.
バルセロナまでの行き方とかちゃんと知らないので,連れて行って!とお願いして一緒についていくことに.
スペイン到着.
アツ!
コートいらんじゃん!
切符とか,全部買ってもらってバルセロナ無事到着.てか,スペイン語って喋るのはやっ!!
そして,バルセロナからバレンシアまでのバスの切符も"買ってー!"てお願いして買ってもらうことに.
優しい!!泣
やっぱり,助け合いって大事ね.って俺はあまり何もしてないけど...

この日は途中からあいにくの雨.
市場に駆け込み,市場を見学.
おー,今まで感じてきたヨーロッパとは雰囲気違う!
というか,彩りゆたか!

庶民的な,南国的な雰囲気を感じ取ってきました.
その後も雨は止まずカフェへ.
スペインで朝食として食べられていたらしいチュロスをチョコに漬けるやつを食すことに.
うまー!
ディズニーランドに行きたくなりました.
その後は,海を見て,暗くて何も見えないコロンブスの像を見て,ガウディーの建築を2つ見て終わり.

2日目
いよいよ,今回の最大の見どころ.
サクラダファミリアへ!
ででーん!

他の教会とイメージは全然違った.
今まで,教会で心に響くと思ったところに共通していたものは"荘厳"であるということ.
今回,サクラダファミリアも心に響いた教会であったけどそのイメージは"生".
とても有機的で,教会が生きていると思った.
中に入ってみると,教会のイメージが大きく崩れた.
本当に"生"に満ち溢れていて,とても教会の中とは思えなかった.
こいつはちょっと感動.
でも,この感動はとても文章とか写真とかで伝わるようなもんではない.
中の展示室みたいなところも見たけど,面白すぎる!
ガウディーの頭の中どうなってるの!?って感じ.
一つ一つが凝っていて,そんなところまで!!みたいな...
1-2時間くらいいたような気がするけど,全然飽きません.
本当に一度は行くスポット!!
今もまだ建設中だけど,こいつが完成したらもう一度行きたいな.
ちょっとガウディーに魅了されました.

その後は,これまたガウディーの作ったグエルパークへ.

いちいち,オシャレ!
南国的な雰囲気漂う,公園でした.

3日目
これまた,ガウディーを巡る旅.
ガウディーの処女作を見にいく.
友達も言っていたけど,世界遺産に指定されているのにもかかわらず,その建物が周りとマッチしすぎ.
例えば,ガイドブックとか何も持っていないでただ単に歩いていただけだと,多分気づかないんじゃないかというくらい...
話を聞いている限りだと,周りの建物がその建物に合うように造られているのではないのかなーと思ったり.
あとは,世界遺産だけど普通に人が住んでいたりするので気づきにくいというのもあるかな.
そんなこんなで,処女作を見た後はカサバトリョヘ.

ここは,海がテーマらしい.
オーディオガイドの説明を"番号押して緑のボタンを押して"と日本語言われ焦る.
本当にこういう時って,どう返せばいいのか分からなくなる...
ここでも,ガウディーの頭の良さに焦る.
頭がいいというか,気が利く.
全てのものを考えて作っているところに,こだわりを感じる.

何だかんだ時間が無くなり,コロンブスの像と凱旋門を通りながらバレンシア行きのバスに飛び乗る.
バスは,ベンツ製.
乗り心地はとても良いね.
足回りが非常に安定している.
関係ないけど,バスの中では映画も見れたり(一番前の画面で上映されている)してエンターテイメントが意外にあってビックリでした.
寝違えながらバレンシアに到着.
したものの...
どこここ.
完全に中心地に着くと思いきや,違う場所みたい.
市バスの運転手に"ここ行きたいんだけどー!"ってiPodの画面を指さしながら聞いてみたものの老眼で見えないらしく,よくわからない答えが.
そもそもスペイン語だから何言っているか分からんが.
でも,"セントラル?"と聞かれたから"そうじゃい!"って答えたら,とりあえずこれに乗れと.
ほう,一安心.
いざ乗ってみたものの,"次のバス停は○○"的な案内がなく焦る.
俺どこww
必死に,走りゆくバスから地名を見つけて降りる場所を推測していました.
ホテル到着.
iPodさんでどこを回ればよいか探して,夜歩き開始.
ホテルの横に世界遺産があるらしいけど...
どこ?
結局は本当に間隣りにあったやつがそうだったみたいでしたが,あまりにも周りの建物になじみ過ぎて,その日はそれが世界遺産だとは思えませんでした.
教会行って,ケバブ食って終了.
久しぶりのケバブ,うまー!

4日目
あいにくの雨.
あんま降らんだろーと思い傘を持っていかなかったらまさかのガッツリ降り.
それでも,めげない!
とりあえず,海だろ海!
といわけで,電車に乗って11月末の海へ.
電車の改札は一回券みたいなやつでもスイカみたいにタッチする感じの切符なのね.
文明を感じました.
海に到着.荒れています.
しかし,そんな中でもサーフィンをする人2人発見.
まだ温かいもんね.
iPodさんで調べた建物を探す.
頼りになるものは,建物の形と,周りに水があるということ.
海に来ればあると思ったけどなぁ...
ちょっと,高いところから街を見渡してみると明らかに不自然に突き出ている建物発見.
行ってみると発見.

どうやら,科学館みたいなのと美術館みたいなものみたいでした.
カメレオンから見た世界とか,ハエから見た世界とかを体験で来てちょっぴり面白い.
そして,宇宙船の3Dの画像とかがあって興奮.
宇宙船の中ってこうなっているのね!
科学館から出ると,雨.
激雨やん!!
びしょ濡れになりながら戻る.
教会の中に入る.
お金を払う.
この時点で残り30€.
ヤバくね?帰れるの,俺?
それはともかく,ここの教会どうやら歴史があるみたい.
というか,一番感動したのは"聖杯"を見たとき.

最後の晩餐での"聖杯"についてはいろいろな意見があると思うけど,ここの教会にはキリストが最後の晩餐で使ったとされる"聖杯"を見ることができました.
本物かどうかはさておき,自分の中でどこか遠く想像つかない存在だったものがこんな間近で見れるのはちょっと感動.
その後は,地下鉄でピュッと空港まで行き飛行機でドイツへ.
帰りも17€くらい.
やす...

飛行機到着.
やってきました,霧の国ドイツ.
しかし,空港に何故かFriedrichshafenと書かれたタラップが.
えっ,なぜ?
ここMemmingenだよね?
いやいやー,まさか...
出てみる.
フリードリヒスハーフェンじゃん!!
家まで20分,1.80€!
ちゃんとは,機内のアナウンス聞いていなかったけど"霧の影響でうんぬん"って言ってたけど,そういうことね!!
今回自分の街に飛行機が付いたからよかったものの,これがまったく知らない国の知らない街だったら焦るだろうなーって思いました.
ただ,こういう風に他の空港にダイバートになっても誰一人として文句を言わないというのはちょっと印象的です.
だから,自分も何も気にすることなくボーっとしていたのだと思うけど...
自分の中では,外人はかなりクレームをつけるイメージとかあったのですがそうでもない一面を見ました.
文句を言っても仕方がないことは言わないのかな.
そう感じます.


簡単にスペインで感じたことを.
ドイツと比べると,庶民的でした.
それは,人がというだけではなく,街全体が.
いわゆる,ラテンを感じました.
Hola!と挨拶をするとHola!と気軽に返してくれる.
人と人との距離が近いなーと.
だけど,豊かな国ではないなということも感じました.
物乞いの人の多さ.
みんな,あたかも普通に自分のハンディキャップを見せ,お金をくださいとお願いしてくる.
生きるのに必死なんだろうなと.
日本だったらハンディキャップがあったりすると,それを隠そうとするような気がするけど,そんなの隠していたらおそらくこの人たちは生活をすることができないのではないかなーって思う.
でも,これって政府がそういう人たちに援助をすることができたらそういうことも無くなっていくんだろうな.
最近は,スペイン政府は失業者に対する措置としてドイツ語の語学学校に通わせる,というのを聞いたことがあります.
そしてドイツで職を見つけてもらう,ということらしい.
もっと内需を増やしていければ... ってそう簡単にはいかないのかしらね.
同じヨーロッパ内でも国によって情勢はいろいろ違うんだなーって感じることができました.
ヨーロッパに来るまでは,ヨーロッパで一括りにしていたところがあるけど,そんなことは無い.
一つ一つの国で文化があるし,それぞれの国の人は自分の国にアイデンティティーを持っている.
あと,4カ月の滞在ですがいろんな国を回ってそれぞれの国を見ていけたらいいですね!

ドイツに帰ってきてからもHolaが抜けない...
この挨拶は今まで聴いてきたあいさつの中でも一番可愛い!

2011年11月15日火曜日

wirklich brauchen einen Hut

ザブ...

ここ最近また一段と寒くなってきました.
仙台よりも絶対に寒い!
チャリに乗ってると耳が取れそうです.
とにかく,帽子が必要.
近いうちに買いに行こう.
それにしても,こんな調子だと真冬になったらどうなってしまうの...
仙台で4年間鍛えられているとはいえ,このまだ見ぬ世界は若干の恐怖です笑

どうやら仕事は順調見たいです.
ベースとなる計算モデルの作成が終わり,あとは境界条件を変えることによって結果にどう影響するかみて,条件設定をすればとりあえずいい感じなのでは,というところ.
順調だと,どんどん先に進めたくなってしまうのでここ最近の労働時間は着実に伸びています.
仕事に関しては今のところ問題なし.

それに対して,イライラーってするのは自分の語学力の無さ.
最近分からないことに慣れてしまってあまり焦りを感じなくなってきた.(焦っても仕方ないとは思うけど)
推測力はかなりついたかもしれず,会話のわかる部分から全体をなんとなーくは把握はできる.
そこで分からないところがあると上司は分かりやすくドイツ語で説明.
それでもわからないと英語で説明.
でも,英語で説明されるのもなんか自分としては嫌なわけ.
圧倒的に英語の方が理解力あるし,英語になった瞬間に理解度はかなり上がるものの負けた気がする.
そして,もっと負けた気がするときは自分が英語で説明をしている時.
ドイツ語で説明していて完全に言葉に詰まると"英語でもいいよー"って言われるけど,悔しいのなんの.
日本に帰るころには,もうちょっとドイツ語話せるようになりたいな!
というわけで,今日もこれから勉強.
仕事もして,家でのやることもやって,となるとそんなに時間は取れないけど,やらないよりかはまし.
一日一歩!


そういえば...
今日はチャーハンを作りました.
今回4回目.
友達に味がないって話をしたら,そもそも味付けしてないから味が無いに決まっているじゃん,と言われ,醤油をもってスタンバイ.
齋藤的,チャーハンの作り方.
1,誰かが買ってきて使いきれなかったという玉ねぎを炒める.(若干腐ってる)
2,肉を炒める.けど肉買ってないじゃん!仕方ないからソーセージを細かく切って炒める.
3,卵を投入.卵のパックあけると,卵に羽ついてる!!えっ,マジ?生まれた?若干の恐怖.卵を割ってみると普通にうまれていませんでした.そもそも,赤ちゃんだったら羽とかそんなないか...
4,あらかじめ炊いてあった米投入.
5,かき混ぜる.そういえば,醤油とかどこで入れるの?というわけで,ドバーって投入.塩コショウも...って塩コショウ無いじゃーん!!

完成.
いや,味がない笑
普通に,ソーセージがおいしかったです.
日本に帰って,ちゃんとしたチャーハンが食べたいよー!!

さて,勉強するか.

2011年11月14日月曜日

ein Erfolg haben

さてさて,1週間が始まりました.
今日は先週いろいろ考えて分からなかった問題を上司に相談しよう!と決めていたものの...
上司いない.
なぜ...
コミュニケーションが上手くいっていないのか.
自分の部署と違うフロアで作業するって言うのは若干のストレスです.
変えてよー!って言ってみても変えてもらえないし,ブーブー言っても仕方ないので頑張ろう.
とはいうものの,嫌だな笑
8月のあり得ないくらいの作業能率の良さは何処へ.

仕方ないので,分からないと諦めかけていた問題を考える.
考えること4時間.
とあるパーツに境界条件を新たに付加してあげた.
計算回った...
たった1か所.
このクソー!!
計算結果には影響しないけど,計算するのに必要な条件.
こういうのは経験がものをいうんだろうな.
とりあえず,だいぶ前に進みました.
うれし!
あとは,計算時間を短縮すべくモデルの改良.
とりあえず,今週中には計算モデルが作成できると信じている.
それが終わった後はー...
知らん.

こいつの期限は今年中.
上司が休暇を取る前に何とか終わらせねば!!


考えてみれば,12月は休暇もあるから半月ちょいしか働かない.
そして,3月も帰国とかあるから半月くらいしか働かない.
つまり
この会社で働くのはあと3カ月半くらいってこと.
おぉ,意外にあとちょっとなのね.

明日も張り切っていきましょ!

2011年11月13日日曜日

muss die deutsche Grammatik lernen

今日は日曜日.
お店は全部閉まっているそんな日曜日.

朝の10時に起床して,寝すぎて頭痛ーいと思いながら窓を全開にし気分をリフレッシュ.
そして,クリスマス前から年始にかけての予定をいれちょっと満足.
とりあえず,1月1日はミュンヘンでバカ騒ぎして来ようと思います.
戦争じゃい戦争!!(と思っている)

その後はスカイプで電話して,家のお掃除.
やっぱり掃除っていいね.
気分がすっきりします.
この腐りきった家の空気を入れ替えるべく,全部の窓を全開にしスッキリ.
心もスッキリ.

今日久しぶりに昔使っていたドイツ語の文法書を開いてみました.
最近,ドイツ人と話していて"ドイツ語喋れるじゃん!!"と言われることが多くなってきてまた勉強を怠っていたので.
研修は80%以上がドイツ語になってきたものの,ネイティブ同士の会話には全然混ざれんし,容赦ないドイツ語を話してくる人とはまだ喋るのが億劫になったりする.
改めて文法書を見ると全然忘れていることも多いし,まったく違う文法を使っていることもしばしば...
やっぱ,勉強せんといかん!!
せめて一つだけでもいいから教科書マスターしたいな.

さーて,明日からまたお仕事始まります.
今週仕事したら4日間スペイン旅行じゃい!!
それを楽しみに頑張りましょうー!!

2011年11月12日土曜日

Entspannung

久しぶりに今日はゆっくりと過ごしました.
今まで毎週のようにどこかに出かけていたのでたまにはゆっくりとしようかと.

今までやりたくてできなかったことをちょっとやったり,自分の時間をもってまったり.
とはいうものの,家にずっといるというのは性に合わないので20km離れたところにあるところまで自転車でお出かけ.
場所はMeersburg
2か月前くらいにも来たことがあるけど,雰囲気の良い街なのでもう一度来ようと思って.
シーズンが過ぎていることもあり,前回来た時とは雰囲気が違った.
前回は割と活気があって街中で演奏している人や,観光客とかが多かったけど今回は静かーな感じで.
時間がゆっくり流れている感じがありました.
その時間の中で,ゆっくりと時をすごしリラックスした一日でした.

2011年11月11日金曜日

11/11/2011

こんにちはっ!
今日は2011年11月11日ですね.
仕事が終わって,今日やったことのメモと日付を書いたときにやっと気づきました.
11時11分とか華麗にスルーしてしまった.

というわけで,お久しぶりです.
気が付いたら,2週間以上更新していないのですね.
なんかここ最近はおかげさまでいろいろとやることがあったので完全に放置してしまいました.

全部は書ききれないのでダイジェストでこの2週間を振り返ってみます.

10月28日-11月1日
ウィーン,リンツ(オーストリア),プラハ(チェコ),ドレスデン(ドイツ)と旅行してきました!
だいたい一都市一日という弾丸スケジュールでしたが...
今まで,ドイツとオーストリアなんて言語も同じだしほとんど同じ国じゃん!って思っていたのですが,そうでもないみたいです.
簡単に言うと,建物の感じとかが全然違います.
といっても,ウィーンもリンツも大きな街なのでそれだけをみてオーストリアってこうじゃん!とは言い難いものはありますが...
何となくブリュッセルをきれいにした感じな気がしました.


いやはや,非常に好きです.
人の感じは非常に優しい印象.
ホステルの場所をちゃんと調べずに行き,辿り着けなかったので道行く人に尋ねたら非常に親切.
他の人にも聞いてくれて,すごく優しく教えてもらいました.
ドイツ人も優しいけど,さらにとげを無くした感じな印象でした.
そして,英語が喋れるのね.
あとは,方言が分からんというのと普通に聞き取りが難しかった...
ホステルではイギリスから来たオッチャンといろいろ話させてもらいました.
彼はよく旅をするみたいですが,ヨーロッパは治安が悪い方向に向かっていると.
昔はよかったのにって嘆いていました.
どこの国も同じなんですね.
ちなみに,このときにサマータイムが終わりました.
3:00になったと思いきや2:00にまた戻ってという不思議な感じでした.
ipodの時計は勝手にサマータイムが修正されていて,メッチャ感動でした.
もちろん街中のアナログ時計とかもすべてちゃんとサマータイムから修正されていました.


オーストリアの後はプラハへ.
リンツから電車に乗ったものの,わけもわからず途中で降ろされ,バスに乗り換えさせられ,そしてまた電車に乗らされ...
俺は今どこ状態...
乗客に聞いても"この電車がプラハに行くかどうかわからない"と言われ,乗務員に聞くもわけわからん言語を話され,不安はmaxでした笑
まぁ,そういうものの何とかプラハに.
これまた巨大都市.
いやはや,でかい.
ホステルに直行し,荷物をおろし同じ部屋アメリカ人にどこを行けばいいか聞き,言われた場所をその晩のうちに全部回ってやりました.
次の日,同じ部屋の中国人と一緒に観光することに.
自分は全く調べないで行っていたのでどこを回ればいいか分からなかったから,とりあえずついて回る.
彼のおかげでいろいろと回ることができて良かったです.


プラハの後はドレスデンへ.
ドイツに戻ってきた.
安心.
電車の中でドレスデンで勉強しているインドネシア人と話させてもらい,ドレスデンのどこを回ったらいいか教えてもらいました.
そして,ドレスデンのいいところはドレスデンの学生は無料で市内交通機関を使えるというところ.
こういうシステムいいよなー.
日本でもあったらいいのに.
とは言っても,日本はいろいろと密集しすぎて,"○○大学の学生は交通機関無料!"なんてことはできないと思いますが...
ドレスデンは戦争でいろいろと破壊された街らしく,駅前は復興されて桜木町みたいに綺麗でした.
日本!って思った.
だけど,旧市街地はあるので新と旧が融合していて,非常に好印象です.
それに観光客が多すぎず,静かな街でした.
旧市街地のとある建物の前で演奏する人.
そして,その演奏に耳を傾けるカップル,通り過ぎていく人,お金を払う人.
本当にいい街.
今まで,こういう演奏とかでお金を払ったことはなかったけど,雰囲気とかすごい良かったのでついつい払ってしまいました.
音楽って,演奏の質もあるけどその場その場に応じてみんなに楽しんでもらうことがやっぱり大事だよなーって思ってしまいました.
弾丸旅行しすぎて疲労はかなり溜まっていて,ホステルではもう何もせずに普通に寝たい!と思っていたところ,4人部屋にまさかの一人.
ありえんくらい,ぐっすりでした.
次の日は,夜中歩いた街をゆっくりと歩いてみて,世界一美しい乳製品屋さんとギネスに登録されているところで牛乳を飲んだりしてドレスデンを堪能しました.


今回の旅では人と人との出会いというものを非常に感じることが多かったです.
やっぱり人間一人じゃないし周りに誰かいる.
そうして,人と人とが助け合っていくことがいい関係を生む大事な要素だよなーって改めて感じるのでありました.


ざっくり書いているつもりなのに長い!!
もっとさらっと書いていきます...

11月5日,6日
フランクフルト,レーゲンスブルク観光
ドイツの鉄道乗り放題券が一日余っていたので,せっかくなのでどっかいこうということで,同じVulcanusの人が住んでいるレーゲンスブルクへ.
の前にフランクフルトへちょっと寄り道.
さすが,ドイツの玄関口というだけあっていろいろな人がいます.
そして,高層ビルが立ち並び一般的なドイツとは全く違う印象です.

いわゆるドイツ観光をするような場所では無いような気がしましたが,僕的には逆に新鮮でとても楽しかったです.
こういう巨大都市って面白い.
フランクフルトは横浜と都市提携を結んだということもありどこか近く感じたのでありました.
そして,偶然ながら僕が言ったその日はJapan weekということで日本の出店がいっぱい.
日本人もいっぱい.
たこ焼きだけ食ってきました.
やっぱ,日本食うまい.
出店で働いていたドイツ人に"日本人メッチャ多いように感じるけど,どうなの?"と聞いたところやっぱり多いみたい.
オフィスいっぱいあるからねー,ととても納得のいく答えをもらいました.
こういうところに住んでいる日本人とも話してみたかったなー.

フランクフルト名物のApfelwein(リンゴ酒)を飲んだ後はレーゲンスブルクへ.
夜の街を一時間でざーっと見て,彼の家へ.
そんじょそこらのホステルよりもとても良い待遇で非常にありがたかったです.
ありがとう!
おかげで熟睡し,朝を迎える.
レーゲンスブルクの大聖堂の日曜のミサで歌っている少年合唱団が有名なのでそれを見に大聖堂へ.
今回初めてミサというものを見たのですが,感想としては怖かったです.
ただ,それとともにこれが宗教なんだなーって思いました.
当たり前のように思えるかもしれませんが,一種の儀式です.
聖書を崇めている光景を見たときは本当に恐怖でした.
何ていうかマインドコントロールしてる感が...
こういうミサに来ている人たちはどれくらい信仰しているのだろう.
国と宗教がくっついたときに人々を動かす力が生まれるのかなーなんて思ってしまいます.
何かを否定しているわけではないけれども,自分は多分化の入り混じる日本に生まれて良かったと思います.
自分で自分の正しい道を見つけて歩んでいきたい.
少年合唱団の方は...
多分大聖堂の中で歌っているというのもあると思うのですが,とても荘厳な感じでした.
歴史ある大聖堂の中に響き渡る清らかな歌声.
ちょっぴり神聖な雰囲気を味わったのでした.

その後は街観光.
この街もとても静かな街で時間がゆっくりと流れている印象でした.
それに,旧市街地は世界遺産にも指定されているとのことでとても綺麗でとても風情ある街でした.

そして,ラーメンを食べるためだけに往復3時間の旅をして帰宅.

11月7日
kulinarisch abend
世界の料理を持ち寄りましょう!という,会社のインターンシップ生のイベント.
自分はその主催しているチームに所属しているので,日本料理を作っていくことに.
とはいえ,大学4年間ミールカードですごし,料理を全くと言っていいほどしてこなかったので友達にヘルプをお願いして肉じゃがの作り方を教えてもらう.
当日は10人前以上の肉じゃがを作っていきました.
砂糖を少し入れすぎて甘かったもののおいしくできた!(と思う)
他の人もおいしいよーって言ってくれたので良しとします.
ただ,残念なことに料理の説明の札が間違って別のところに掲げられていたので,間違って他のものを食べている人が多かったのは残念...
言葉の壁はあるものの,それでも協力して一つ物を作り上げたというのは一つの達成感でもあります.
バーでの酒だしをやっている時はいろいろと教えてもらったし,新たに信頼関係を築けたのではないかなと思います.
それにしても,ビールの種類はいまだに覚えられない...

そんな日々を送っておりました.
というわけで,週末です.

みなさん,よい週末を!