2012年6月9日土曜日

帰国して2カ月

お久しぶりです.
日本に帰国して2カ月が経ちました.
2カ月が本当にあっという間です.
ここ最近はどうしているかというと,授業,研究,フットサル,JAZZ...といろいろ充実した日々を送っております.
学校関係でやることがいろいろありますが,それだけが全てだとは思っていないので,趣味とかいろいろ自分の時間も楽しんでいきたいです.
仕事だけが全てではないって言うのは去年一番感じたことでもあるし.
そのためにもメリハリのある生活を心がけています.
忙しさを理由にチャンスを潰さない.

さてさて,やっとZFからインターンの評価表を頂きました.
ここに書いておこうと思います.

Working Style:
Planning / Organization  1
Reliability / Diligence  1
Adapting to New Situations and Problems  1
Work Results  1

Performance / Determination:
Personal Initiative  2
Target Achievement  1
Willigness / Motivation / Interest  1

Resilience and Self-Confidence:
Working under Pressure  1
Self-Confidence / Self-Assurance  1
Response to Feedback  1

Cognitive Skills:
Analytical Skills  2
Problem Solving Skills  1
Learning Skills  1
Creativity  1

Social Skills:
Sharing Information  1
Discussion Skills  1
Openness / Receptiveness  1
Sense of Responsibility  1
Interpersonal Skills  1
Adaptability  1

1  =  Behavior is particularly significant
2  =  Behavior is significantly present
3  =  Behavior is present
4  =  Behavior is sometimes present and is recommended as a field of further education

簡単に言うと1>2>3>4という感じです.
おおむね良かったです.
今回2が付いた項目ですが,これは問題の解析する能力と自分で情報を集めて仕事をする能力がまだ伸ばせるよーという評価でした.
確かに,研修内容が自分が今までやってきた専門とは違うことと,ノウハウがなかったので同僚にとにかく聞きまくっていたことが原因なのかなーって思います.
だけど自分ではこの評価に満足しています.
解析能力はその分野に関して勉強すれば十分カバーできると思います.
仕事のやり方,仕事へのやる気,問題解決能力,コミュニケーション能力と根本になるところを評価してもらえたので非常に嬉しいです.
何とか結果を出してやろう!!って頑張った結果がこうあらわれたのは本当に良かった.
でも,この結果は決して自分一人では出せなかったです.
ドイツ語が話せないでドイツに来て,自分のつたないドイツ語に付き合ってくれた仲間,先生.
辛い時に話を聞いてくれた仲間.
スカイプで気分転換させてくれた人たち.
あとは,Vulcanusの同期の誰にも負けないくらいのアウトプットを出してやろうって思っていたのでそれが原動力になっていたのも間違いないです.
全ての人に感謝.

日本でもいろいろな人と協力しながら,楽しみながらやっていきたいですね.

2012年4月5日木曜日

ブリュッセルから日本へ.そしてその先へ.

いつの間にか日本に戻っていました.
いざ日本に戻ってみると思っていたよりも逆カルチャーショックはありませんでした.
まぁいろいろ身構えていたからでしょうが...
それでも日本での物価の高さ,狭さ,人の多さ...
いろいろ慣れないところは多いです.
その中でも一番大きいのはコミュニケーションの取りにくさでしょうか...
というか無関心さ...
待っていて何も起きないなら自分からアプローチしていきましょう.

最後のブリュッセルでのことについて書いていなかったので今日はそれについてとこれからについて書いていこうと思います.
3月22日(木)
朝にフリードリヒスハーフェンにお別れ.
そして,一年間お世話になったドイツとさよならをして最終目的地ブリュッセルへ.
最後に見事に電車を乗り間違え,少し遅れて到着.
そこでVulcanusの同期と集合して飯食って発表練習をちょっとして就寝.

3月23日(金)
いよいよ,最終報告会です.
中間報告会の時は緊張しながらの最後から2番目という順番でしたが今回はまさかの一番最初.
トップバッターは荷が重いです.
何とか発表終了してセレモニーへ.
終わった解放感でみんなと話すのが楽しかった.
その後は上司と同期たちとパブに行って酒を飲む.
今回初めて上司と酒を飲んだけどけっこう喋る人だったんだ笑


意外な発見を最後にしました.
そして,世界遺産のグラン=プラスの前で同期と酒を飲み余韻に浸る.
奇人変人の集まりと言ってもおかしくない同期.
みんなそれぞれクセがあるから楽しい.
それぞれが向いているベクトルは違うからこそものすごい刺激になる.
彼らから学んだことは本当に大きかった.
自分をもっていてやりたいことをやっている.
こんなに自分を持っている人に出会ったことがあまりなかったので一緒にいて得るものは大きかったです.
普段は"お前マジくそだな"と言っているものの心の中では尊敬している部分があるのです.
最後にもう一度パブに行って酒を飲んで帰る.
3月24日(土)
いよいよ帰国.
寝た時間が4時半なのに見事6時半に起床.
最後に上司とさよならを交わし空港へ.
ちなみに若干の二日酔いでした.
ブリュッセルからアムステルダムへ行き,そこから日本へ.
アムステルダムから日本に向かう飛行機が離陸する瞬間号泣してしまいました.
今年一年間が全てフラッシュバックしてきて...


2011年3月29日(火)
期待に胸ふくらませてヨーロッパにやってきました.
不安もすごくあったのは間違いないです.
物ごころついてから初めての海外生活.
憧れの先輩に追いつくため,追い越すため,世界でも通用するエンジニアになるんだ!!と意気込んで乗り込んだヨーロッパ.
最初の4月は本当に辛かったです.
分からない言語と慣れない生活で精神的に滅入り,体調も崩しさらに滅入り,このころスカイプした友達には"鬱かと思ったよー"なんて言われました.
だけど,そんな時に支えてくれたのは同期と現地で出会った友達たち.
彼らが支えてくれたからどんなに辛いことがあっても立ち直れました.
彼らの"大丈夫だよ!!"は今の僕にも大きく響いています.
辛い時でも彼らがいたから笑っていられました.
5月からは自分らしく出来たのではないかなーと思います.
よりいろんな人に出会い,楽しみ...
だけど,言葉ができない僕にとって人と話すということはそれでも大変なことでした.
徐々に話せるようになるうちに気が付いたらいろいろな人と信頼関係を築くことができ,7月に語学学校を去るのはとても寂しい気持ちと感謝でいっぱいでした.

8月からは企業研修.
上司同僚にも恵まれ研修開始.
その中でも,言葉の壁で躓くことはありました.
だけど,自分が伝えようとしたらちゃんと伝わるという自信も同時につきました.
研修スタート時はひたすらソフトウェアの使い方を学ぶだけで,楽しかったものの物足りなさを感じていました.
日本に残してきている人もいたのでヨーロッパに来たことを後悔したこともありました.
"俺はここに何しに来たの?ただソフトウェアの使い方を学びに来たの?確かに語学はできるようになったけどただそれだけ?自分のやりたいことは何?今やってることは違くない?日本の方がもっと可能性あったよね?俺がここにいることは正解?"
それらはすべて後悔でした.
だけど,今自分がヨーロッパにいる事実は変わらない.
じゃあそこでできることをやるしかないって.
仕事以外でもやれることがあると思ったので,インターンシップ生のチームに入ってみたり,陸続きで国がつながっているという利点を活かし旅行しまくったり,そこで出会った人と交流してみたり...
とにかく"絶対に後悔は残さない".
何かやりたいと思ったらやりました.
その"やりたい!!"って思ったことはもしかしたら2度と訪れないかもしれないから.
ヨーロッパで出会った友達と旅行してみたかったからしつこいくらいに誘って一緒に旅行に行ったりしました.
ドイツ人と一緒にイベントをたててみたかったから友達とインターン生のためのイベントを計画したりしていました.
仕事だって今できる最大限のパフォーマンスを出して,前に進ませて最終的には自分が納得できる充実した研修を送ることができました.
そして,それなりの評価をもらうことができたし友達にも"yutaは最後に伸びたよねー"とも言ってもらえました.
自分で自分の強みを知っています.
それは,努力できる能力.
これだけは自分で誇れる力です.
最後の仕事で追われて挫けそうになった時でも"自分ならできる"って言う自信が自分を支えていました.
今まで幾度となく高い壁を乗り越えてきました.
そのたびに挫折も味わっています.
だけど,それも努力で乗り越えられたしそれが今の自分の自信となっています.

それでも僕はまだまだ未熟者です.
苦手なことはいっぱいあるし,完璧からは程遠いです.
こんな大きな口をたたいていても,本当に辛いことを目の前にするとやっぱり気持ちが滅入ります.
そんなときに支えてくれる人たちがいるからこそ頑張れるのでしょう.
人とのつながりが強いヨーロッパで学んだ助け合いの心というのは大きいです.
人を助けるのに距離,国籍,性別なんて関係ないし,それらが大きな信頼関係を築いていく.

Vulcanus in Europeに参加したことは自分のゴールではありません.
これからがスタートです.
いままでの経験をもとに自分が何ができるか.
昨日大学院のガイダンスがありました.
得たもの失ったものすべて含めて新らしく何かが始まろうとしています.

勉強だけでなくいろいろやっていきたい.
常に自分の意志を持って.
自分の道は自分で作る.協力をしてもらうことがあっても誰かに作ってもらうのではない.
欲しいものがあるなら取っていきます.
人との関係を大切にして自分らしく,楽しく,充実した生活をこれからも送っていきます.

2012年3月19日月曜日

tschüss ZF

ついにZF Friedrichshafen AGでの日々が終わりました.
8月1日に研修が始まり,そこから8ヵ月間お世話になりました.
8カ月,最初は長いなーって思っていたけどあっという間でした.
初めて企業訪問に行ったときに出迎えてくれた元上司.
非常にラフな格好でメッチャ笑顔.
だいぶ緊張がほぐれて,研修内容も理解して研修意欲に満ち溢れていました.
8月1日.企業研修初日.
すこーし緊張しながら出社.
だけど,元上司が笑顔で迎えてくれて他の同僚たちも"コーヒー飲む?"とか気軽に声をかけてくれてすぐに打ち解けられました.
最初1カ月はひたすらソフトウェアの使い方を学ぶ日々.
分からないことがあれば時間をかけて教えてくれたし,優しさが嬉しかったです.
1カ月が経ち,元上司が異動になり新しい上司に.
彼と新たな課題が始まり心機一転.
と思いきや,他の同僚から解析の仕事を任され一緒に解析することに.
2週間くらいの短期のそこまで難しくない仕事でしたが,やり取りに一切英語は無くドイツ語の毎日でした.
分からない時はゆっくり何度も説明してくれたし,絵をかいたりしてくれて優しさに助けられました.
これが後々にドイツ語で仕事をする大きなきっかけになったと思います.
その課題が終わった後はついに本格的に仕事が始まる.
使ったことのないプログラムを一から学び,いくつかのプログラムを作ったり.
一時期他の部署からデータが届かない時は仕事が無くてやる気がなくなったり.
計算モデルができたと思って解析を行おうと思ったら,そのモデル評価にとてつもない時間がかかったり.
いろいろありました.
だけど,困った時にいつも助けてくれたりアドバイスをくれたのは同僚たち.
ボスとも何度も会議を行ってこれからの方針についてアドバイスをもらったりして本当にお世話になりっぱなしでした.

最後1カ月はヴルカヌスの最終報告書,ZFの報告書,ZFでのプレゼン,データ整理にひたすら追われなかなか自分の時間が作れずに気が付いたら毎日が過ぎ去っていました.
16日にプレゼンを行ったのですが,あまりにもやることが多くてプレゼンを用意する時間は1日しかなく,どうなることかと思っていましたが何とか終了.
みんなからの拍手が嬉しかったし,"ありがとう"という言葉や"新たな知見が得られたよ"という言葉が嬉しかった.
そして,達成感はこの上ないものでした.

今日は最終日.
お世話になりました,という感謝の気持ちを込めて朝食をみんなにふるまう.
超巨大プレッツェル.
みんなと笑顔で最後に話せたのは本当に楽しかった.
やっぱりこの部署には笑顔があふれているなと.
今日も引継ぎをする関係でガッツリ働くことになって時間が無くてアワアワとみんなと挨拶することになったのですが,感慨深かったです.
一時期一緒に仕事をしていた同僚と挨拶した時に"あなたがいなくなってしまうのは寂しいわ"って言ってその人の目に涙が.
こっちまで泣くからやめてー!!って感じだったけどそう思ってくれていたのは本当に嬉しい.
みんなとも挨拶を交わし,ボスにも挨拶をしてさよならをしました.
また来なよって言ってもらえたのは嬉しいし,君のサポートには感謝しているよ,と言われたのもメッチャ嬉しかったです.
ボスの働き方や頭の回転は本当に素晴らしかったし尊敬していたのでそのような人にそういう言葉をもらえるのはありがたい.

社員証を返しに他の建物に行くとそこには友達が.
結局彼女が仕事終わるまで邪魔するような形でひたすら喋っていたけど楽しかったです.

インターンシップ生との交流もあったし,最後は本当に毎日が充実していた.
辛い日々もありました.
だけど,全てが今に繋がっている.

人との繋がりを実感し,海外の人と仕事をするということにも少し自信が持てました.
大きな一歩です.

ZF,そしてうちの部署のOTGS1を選んで心からよかったと思っています.
本当にお世話になりました.
人口たった6万人弱の小さい街のフリードリヒスハーフェン.
だけど,そこでの出会いや経験,そして彼らと信頼関係を築けたことはこれから先の自分に自信を与えてくれるものだと確信しています.

2012年3月9日金曜日

Wo ist mein schönes Wochenende?

金曜日が終わりました.
というわけで仕事納めまであと一週間です.
はや...

一昨日上司にいきなり"報告書作ってね.来週にプレゼンしてね.あと,今までの計算モデルについてどこに何があるか分かるように一つのドキュメント作っておいてね"と言われ,また忙殺される日々に逆戻りです.
しかも,報告書に入れる内容がとても多すぎる.
というか,"今まで報告に使ってたパワポ見せてー"と言われ,見せたら"これも内容に入れて"という感じでどんどんつけたされ,もう意味不明なことになっています.
あれまー.
前に"今まで作ったプログラムと計算モデルについてドキュメント残しておいてね"と言われたからそれは作っていたけど,違うじゃーん!
てか,あと一週間で全部やるとか鬼畜...
一週間前に言うことじゃないだろーって...
こうなるのが嫌だったから前から何度も"報告書はこれでいいですか?プレゼンはしないのですか?"と確認してたのに,なぜこのタイミングで...
昨日は"あれも入れて,これも入れて"と言われたことの話が全然つながらなくてハイパーイライラでしたが,今日やっと話の流れができてきた.
とりあえず,書く量が多すぎる...
今の時点で50ページ.
今週末にはある程度形にせんと発表の方が間に合わんぞ.
来週に仕事が終わるとは思えません.
とりあえず,私の"良い週末"はまたどこかへ行ってしまいました.

話しは変わって,昨日のイベントについて.
昨日はインターナショナルチームのお別れ会.
一言,本当に楽しかった!!
やっぱり,ここが自分が楽しくいられる場所なのかなーって思いました.
一緒に飯を食い,一緒に酒を飲み,一緒に話し,一緒に笑う.
ただそれだけのことだけど,笑顔があふれ本当に楽しくて幸せなひと時でした.
一緒に話していて楽しいし,もっともっと話していたかった.
そして,ドイツ語で生活していてよかった.
ドイツ語を諦めて英語で生活していたらおそらくこんなに楽しいって思うことはなかったんじゃないかなーって思う.
こんな友達を持てた自分は幸せだと思います.
そして,できるならもっと一緒にいたかったな.
最後の集まりとなりましたが,本当に良い思い出.
ありがとう!

2012年3月6日火曜日

Geburtstag

こんにちは.
やっとファイナルレポート書き終わりました.
というか,終わらせました.
時間が無くてまだまだ校正するべきところはありましたが,とりあえずひと段落です.
ファイナルレポートを書いている時にこの一年間で起きたすべてのことを思い返していました.
こう思い返してみるとたくさんの人に支えられた一年であると思います.
写真を見返すと笑顔にあふれていて,楽しい思い出がたくさんでした.
だけど,楽しいことばかりではありません.
けっこう辛いこともありました.
それは,このような日本と全く違う環境にいるから当たり前のこと.
特に4月は環境が大きく変化したことによって体調を崩し続け,分からないドイツ語の中でかなりしんどい時間を過ごしたことを覚えています.
4月にスカイプで話した友達に"あの時鬱かと思ったよー笑"とあとから言われました.
異国に来ているのだから仕方ないって割り切っていたから辛かったものの何とか乗り越えられました.
だけど,それも一人だったら状況はもっと辛いことになっていただろうなーって思います.
その時,いつも支えてくれていたのは同じドイツで研修をしていたVulcanusの仲間,そして現地で出会った仲間.
特に,ホームステイ先で一緒だったエレアナとエイミーには本当に感謝です.
一番初め,右も左も分からない状態でドイツに来た時に一緒に街の中に行っていろいろ案内してくれたり,ドイツ語を教えてくれたり,買い物に付き合ってくれたり,辛い時には"これでも見なよ!"と大量に映画をくれたり,わけわからないドイツ語での手紙が来たときは翻訳してくれたり...
本当にいつも笑顔でいられたし楽しかった.
今はfacebookでしか話せないけれども,このような友達を持てた自分は本当に幸せ.

ホストマザーも最初は怖くて苦痛に感じていたけれども,自分の話を聞いてくれるし,いろいろ話してくれた.
そして,いつも背中をさすって笑顔をくれた.
最後には"あなたは本当に優しい子で,一緒にいて楽しかったわ.何か困ったことがあったらいつでもいいなさいね."と言ってくれた.

インターンシップが始まってからも色々な人に出会った.
新たな土地に来て何しようかなー,という時に一緒に自転車で小旅行したジロム.
彼とは一緒にバーに飲みに行ったり,他にも車で出かけたりもした.
分からないことはいろいろ教えてもらったし,迷惑もかけたし,かけられた.
彼がいたからこそ,大きな問題もなくこうして生活ができているのだと感じます.

会社では
いつも自分の話を興味深く聞いてくれて,時間を作ってアドバイスをくれたスーバーバイザー.
いつも"Yuta調子はどう!?"と気さくに声をかけてくれたボス.
何かわからないことがあると時間を気にせずいろいろ説明してくれた同僚.
そして,一緒に旅行もした仲の良い友人.

インターンシップ生のチームでも様々な国の人と友達になれた.
彼らは自分を受け入れてくれたし,楽しい時間を共有できた.
最初は嫌だったミーティングも途中から楽しみに変わっていた.
だって,みんなに会えるんだもん.

とても全員を書ききれないほど色々な人にお世話になりました.
この一年はみんながいたからこその一年.
文化を超えたみんなの優しさに触れられた一年.
本当にみんなのことが大好きすぎる.
もう一度会いたい人たちもいるけど,時間がもうないのね.それは本当に残念.
いきなりぽんと飛び込んだドイツ.
だけど,気が付いたら自分の周りにはたくさんの人がいました.
一人で旅行をしても旅行先で色々な人とお話しさせてもらった.
海外に一人で飛び込んだって怖くない.
自分には助けてくれる仲間が世界中にいる.

今日僕は誕生日を迎えました.
会社に行くとまず先に誕生日おめでとう!と声をかけてくれた友達.
上司と話し合いをするために上司のところに行くとなぜか超ニコニコ.
なんだろー,って思ってたら"誕生日でしょ!?おめでとう!!"とメッチャ嬉しそうに言ってくれた.
こんなに心から嬉しそうに言ってくれるなんてこちらも本当に心から嬉しくなりました.
そして,今年出会った仲間たちが寄せられたメッセージたち.
本当にいろいろな人と出会ったことを実感させてくれます.
ドイツ流にみんなを招待して誕生日パーティーでも開こうと思ったけど,普通に会議でガッツリ仕事の一日でした.
そして,この時点になって結果(仮)がやっと出てあとはモデルのチェックと会社に提出するレポートを書きなぐればいいのかな.
一日の流れはいつもと何も変わらなかったけど,人に恵まれたと気付かせてくる日でした.
これが僕の誕生日プレゼントだと感じます.

みんなに感謝.
本当にありがとう.

2012年2月23日木曜日

das letzt Event

昨日は会社で自分が所属しているインターナショナルチームの今セメスター最後のイベントがありました.
その名もIndisch-Russisch-Polnisch Abend
簡単に言うと,インドとロシアとポーランドについてそれぞれの国出身の人にプレゼンをしてもらって飯も作ってもらって,ゲームとかあったらそれをやってもらうっていう感じのイベント.
とは言っても彼らみんなドイツ語ペラペラすぎるので,プレゼンではついていけませんでしたが...
ただ,インドのプレゼンはかなり強烈でした.
一つの国で数百の言語が話されているってどういうことよ.
同じ国の人と会話ができないってどういうことよ.
一年間に作られる映画の数が数千って...
免許があってないようなものって...
そして,その後に直接聞いた話だけど彼のお姉さんの結婚式に来たゲストの数が4000人って…
マジで謎の国でした.
でも面白い!!
まだ行く勇気はありませんが,いつか行ってみてもいいかもしれませんね.
準標準語として英語が話されているインドということあって,英語はペラペラ喋っていました.
ただ,インド英語笑
まだリスニング力が足りていない僕には少々大変でした.
ロシアとポーランドもなかなか興味深いもので,知らない世界もあるなーって改めて実感.
ポーランドはドイツと国境が接しているものの,東欧と位置付けられているだけあって少し違うみたい.
実際に見てないからわからないけど,すぐ隣にあるのに経済的にも文化的にも違うってやっぱり不思議.
ヨーロッパにいるとさくっと他の国に行けてしまうし国境はあってないようなものに思えるけど,そこにはやっぱり境があるんですね.

そんなプレゼンの後は軽食タイム.
ちょっと,ポーランドの飯で見た目から想像できない味がしたときはきつかったですが,おいしくいただきました.
そして,久しぶりに会った友達と喋ったり,初めて喋る人もいたり,インド人の強烈な話を聞いたり.
メチャメチャ楽しかった.
ドイツ人以外の人ももちろんいるわけで,その人たちにどれくらいドイツ語勉強したのか聞いたら自分が予想していたよりも短く,1年とか10カ月とか5年とかでした.
だけどみんなペラペラ喋ってるし,それに対して自分は4カ月しかドイツ語を勉強していないものの11カ月ドイツに住んでいるけどまだまだだなーと.
いくら,言語が大きく違うって言ってももう少し真面目に勉強していればもう少し話せたのかなーなんて思います.
使役動詞とか会話で使ったことありませんもん.
4カ月の語学学校というのは短いですが,勉強すればもうちょい話せるようになるんだなと今更になって気づく.
まぁ当たり前の話だけど,けっこうペラペラ喋っている人が予想以上にドイツ語勉強していた期間が短くてちょっとビックリしたという話でした.

最後はロシアの人が用意してくれたゲーム.
一人一人に役が与えられて,用意されたストーリーにしたがってそれを行うというもの.
ただそれだけですが,久しぶりにメッチャ笑った.

そして,最後は歌を歌う.
ロシアの歌で最初はドイツ語でみんなで.
その後は,ロシア語を.次はフランス語を.そして日本語を.
あれ...
日本語言っても日本語喋れるの自分しかおらんじゃん.
ということで,一人で聞いたことのない歌を歌う羽目に.
割と羞恥プレーでしたが,インターナショナルだし歌うっきゃないだろ!ということで.
4番まであるのに,3番で終わりを迎えました.あれ?俺はどう歌っていたのだろう.
でも,みんな喜んでくれたみたいで良かった.
最後に英語で歌っておしまい.

今回最後の催し物でしたが,いろんな人とさらに仲良くなり,喋れて本当に楽しくて素敵な時間を過ごせました.
ただ,欲を言うともっともっと話したかったな.
自分の今のドイツ語のレベルだったら日常生活には特に困らないし,なんとなーくの会話はできる.
だけど,もっと深い話をしたいっていう時には足りません.
そんな自分に合わせて話してくれる人がいてくれるからこそこういう楽しいひと時を過ごすことができるのは幸せなこと.
だけど,ここで出会って一緒に楽しい時間を共有できたみんなのことは本当に大好きです.
あとはもう少し自分頑張れって感じだけど笑

残すはお別れパーティーのみ.
寂しいなぁ.
だけど,最後に素敵な思い出作りたいですね.


その前に,最終報告書じゃい!!
一昨日らへんから上司からの要求が急激に増加して,かなりアップアップ状態です.
割とフル稼働.
久しぶりに目の前に大きな壁が立ちはだかっている感じです.
ヴルカヌスの最終報告書と会社での報告書(ヴルカヌスのやつとは全く別物)と研修を同時並行に進めるのはチト辛い.
最後まで研修をさせようと目論んでいる上司はチト辛い.
というか,ヴルカヌスの最終報告書があるので書いてもいいですか?と言って"あぁ,そうなんだー大変だねー.時間あったらいいよ"と言って課題の量を増やすあなたはドSですか?
報告書書かせてください!!いよいよ,ピンチになってきました.
ふぉぉぉぉぉぉぉぉ.
まぁ,こうなっているのも遊んでいるからなんですが!!
忙しさに負けてたまるか!!
もはや言っていることが矛盾しまくりです.
あと1カ月.頑張って乗り切ろう!!

しばらくブログはお休みします!!と思います!!

2012年2月19日日曜日

die letzte Reise

昨日同じ会社で働いている友達とチューリッヒに行ってまいりました.
彼とは彼が研修生のころから知り合いで,とても仲良くさせてもらっています.
彼はスイス出身でスイス工科大学(ETH)にも通っていたので大学見せてよー!なんて言って一緒にチューリッヒまで行って案内してもらいました.
フェリーに40分乗って湖を横断したらそこはスイス.
そこからチューリッヒまで電車で一時間でついてしまう何とも近い感じです.
スイスと言ったら緑!!というイメージでしたが,さすがヨーロッパ屈指の都市だけあって,栄えておりました.
まずは,彼の通っていたETHへ.
とても大学とは思えない感じでした.
いやゆるヨーロッパの建築物がどーん,と建っているのではたから見たらそれが大学とは思えない...(写真をあげたいのですが,ネットの調子が悪くて写真アップできません...)
学校の中にも侵入してきました.
建物の中も日本の大学とは全く違って,どこかの有名な建築物みたい.
ここは,ETHの中でも一番古い建物らしいけどちょっと感動でした.
講義棟に入ろうとしたら鍵が閉まっていて入れず...
というのも,クリスマスから来週まで学校が休みらしいので.
人も全然いませんでした.
ちなみに,夏休みも3カ月,冬休み2カ月,春休み1-2週間程度らしいです.

その後は,ETHの他のキャンパスに行ってみたけど建物内には入れず仕方がないので間隣りにあるチューリッヒ大学へ.
ここは,工学部以外の学部がある大学らしいです.
ここも,歴史がある建物で何故かサモトラケのニケの彫像がありました.
ETHは工科大学で男ばっかりなので女の子を探しにここの大学に来ることはよくあるみたいです.
工科系の大学ってどこも同じなのね.

次は街観光.
チューリッヒにはいろいろな教会があります.
ここはプロテスタント系であり,ドイツで見てきたカトリックの教会とは少し異なるものでした.
簡単に言うとシンプル.
プロテスタントではキリストやマリアの像が掲げられないらしいですが,確かに見当たりませんでした.
というか,何もなかった.そこにあるのは,椅子と花と祭壇.
その教会がもしかしたら特別かもしれないですが,それでもなんとなーくの違いを見つけることはできた気がします.
ちなみに,キリスト教に入っているとそれに対して税金とか払わないといけないらしい.
これまたヨーロッパの文化ですね.
街を歩いていて気になったのは時計が多いなぁということ.
スイスはSWATCH(時計メーカー)やロレックスなど時計メーカーが有名ですね.
時計が一つのブランドとしてあるのはこういうところから来てるのかなーなんて思ってしまいました.
そして,物価が高いったら...
ケバブですらで8€程してました...
だけど,そのかわり金持ちが多いです.
行き交う高級車たち.
メルセデス,BMW,フェラーリ... どれもかっこよかった!!
車を見ていて飽きなさそうな気がします.
スイスは住んで働くにはいいかもしれないけど,旅行するには良くないです笑

最後にFREITAGの本社を見て,Luxenburgerliを食べて帰宅.
ちなみに,FREITAGとはトラックの幌を使ってカバンとかを作っているメーカーで割と好みのタイプ.
こいつは日本に帰ったら買おう(今回は帰国に向けて荷物を減らしているので断念).
Luxenburgerliはチューリッヒ発祥のお菓子.小さいハンバーガーみたいな形で,パンに似たような生地にチョコレートが挟まった可愛いお菓子.
おいしくいただきました.

今回は旅行もそうですが,友達と一緒に話せて非常に有意義でした.
そして,僕のドイツ語力に合わせて会話をしてくれるので非常に勉強になるし楽しい一日を過ごせました.
今年の観光を目的としたたびはこれで終わりです.
あとは,オーストリアにスキーをしに行き,ミュンヘンでサッカー観戦をするくらいでしょうか.
そして,最後にブリュッセルで報告会を行い帰国.
数えてみれば,今年だけで15カ国,50以上の都市を訪れました.
似たような都市もあれば,全く違う都市もある.
陸続きで簡単に行けてしまう他の国でも,そこには違う文化があったり.
毎週末まではいきませんが,かなりの週末を違うところで過ごしていました.
とても贅沢な週末たちだったと思います.
そして,チューリッヒが最後に訪れた都市になったわけですが,ただ街並みを見る普通の観光とは違った楽しみもできたし,締めくくりによかったのではないかなと思います.
さて,これからやるやると言ってほとんど書いていない最終報告書を本格的に始めないとまずいみたいです.
ここから2週間気合入れていきましょう!

2012年2月15日水曜日

Amsterdam part2

さてさて,第二弾です.
12日(日)
良く寝つけずに起床.
前日案内してくれたおじいちゃんに博物館と,美術館を紹介してもらったのでそこに行くことに.
ここでも,足が凍ってきたのでどこか避難できるところないかなーと探していたところスーパー発見.
日曜日なのに普通のスーパーが空いているのはちょっとビックリでした.
今までヨーロッパを旅してきたけど,日曜でもスーパーが空いていたのは...
あれ,記憶がありません.
というくらいスーパーは日曜はしまっているヨーロッパ.
何か,アムステルダムは特別なものを感じます.
国立博物館に到着.

受付のお兄さんの流暢な英語と,嫌みったらしくない少し話せる丁寧な日本語を聞いて嬉しく感じるのでした.
日本語は友達に教えてもらったと言っていましたが,こうやって喋ってくれるのは嬉しい.
よく街角で"ニーハオ!"とか"コニチワ!"とか合掌しながらバカにしたような言い方で言ってくる人がいるけど,この人の日本語は心がこもっていました.

そして,博物館内には絵画から陶器,美術品など様々ありました.
美術館ではオーディオガイド(日本語あり)で回ったのですが,その美術品とともに時代背景の説明もあって非常にタメになりました.
美術品を見ながらオランダの時代背景までわかって一石二鳥.
入場料14€にオーディオガイド5€ですが,払う価値はあると思います.

さて,その次はゴッホ美術館へ.
はっきり言って自分には美術のセンスもないし,今まで美術館に行ってよくわからないで帰ってくることが多かったので行くか悩みましたが,お勧めされたので行ってみようかと.
ここでもオーディオガイド付き(日本語あり)で.
ゴッホに関する知識はほぼ0で行ったわけですが,十分楽しめました.
作品が年代ごとに展示されていて,そのころのゴッホの境遇や心境も説明されていて作品の意味などが非常にわかる展示になっていました.
そして,その年代ごとに作品から受ける印象は全く違いゴッホの気持ちをよく表していました.
今までゴッホの絵を見たことがありましたが何がすごいのか全く分からなかった.
だけど,今回ここを訪れてその作品に込められた意味,そしてゴッホについて知ることができました.
有名な画家であるとともに,壮絶な人生を送ったゴッホ.
少し身近に感じることができました.

そんなことをやっているうちに日が暮れてきたので,中心部へ.
最後に中華街で中華をたらふく食って寝台列車に乗って帰りました.
ここでもあまり寝れず,月曜の仕事は完全にコックリさんしてました.

今回,アムステルダムに行って感じたことを簡単に書いてみたいと思います.

まず,人々の差別的な冷たい視線を今まで以上に感じませんでした.
何か困っていたら,助けてくれる.
当たり前のように見えて,これって日本だとなかなか難しいこと.
でも,ヨーロッパでは割とよくある光景.
アムステルダムでも人を助ける光景は見たし,自分も人の手を借りさせてもらった.
ただ,それ以上に自分を日本人として理解してくれて,日本人としてちゃんと接してくれた.
例えば,昨日あったおじいちゃん.
彼は僕のことを"日本人だと思ったよ"と言って,接してくれました.
そして,博物館の人も日本人としての対応をしてくれた.
それは,彼らが自分たちを日本人として尊重してくれているのじゃないかなーってことだと思います.
つまり,彼らにとって僕は旅行者ではなく,アジア人ではなく,日本人であるということ.
ちゃんと,それに合った対応をしてくれるのは本当に嬉しいです.
ここだったら,日本人として生きていけるのかなーって思いました.
それに関して,中途半端に相手のことを理解しているのは相手にとって失礼にあたるのだと感じます.
例えば,よくやられるのが合掌しながらのあいさつ.
同居人にも昔合掌しながらニヤニヤしながら挨拶されました.
マジでイラっときてちょっと怒ってやったら,"日本人ってみんなこれやってるんじゃないの?テレビで見たよ"と言われました.
でも,事実やってないし他の国と一緒にされるのは嫌な気分にさせられます.
それと同じように,欧州で一つにまとめてしまいがちですがそれぞれの国でカラーは違う.
国ごとに対立してたりもする.
そんな彼らを一つに欧州とまとめてしまうのは失礼にあたるのではないかなと感じます.
彼らとよい関係を築いていくためには彼らのことを知ることから始めないといけないのかなと思います.

2012年2月14日火曜日

Amsterdam part1

さて,先週末Amsterdamに行ってまいりました.
これが今年度最後の泊まりがけの旅行.
そんな旅行でしたが,アムステルダム...良かったです!
歴史もあり,芸術もあり,人も良い,そして刺激に満ち溢れていました.

振り返ってみることにします.
書くことが多すぎたので2部構成.

10日(金)
寝台列車に乗るべく,夜に出発.
ウルムという駅で寝台列車に乗り換えるわけですが,乗り換え時間が10分しかないしドイツ鉄道お得意の遅延が怖いので一本早目の電車でフリードリヒスハーフェンを発つ.
いつも通り遅延してくれました.
5分だけど.
結局寝台列車も遅延してやってきて乗り込む.
シートが固い...なんて思いながらちょいちょい寝る.


11日(土)
アムステルダム到着.
睡眠時間が少ない割に意外に元気!
とりあえず,ホステルに直行.
Googleマップに従って行ったけど,名前が違う.
どうやら裏手にあるホステルだったみたい.
ココ,今まで泊まった中でトップ3に入るくらい快適で無かったです.
部屋に鍵もなく,何かの臭いがし,風呂トイレは8人共同で狭く汚く,階段は意味不明の角度で急で,ベッドは部屋の中に無造作に並べられているだけ.
だけど,これがアムステルダムなんだなって感じました.
他のホテルみたいに,"ホテル"として作られているのではなく,ただどこかの家を改造してホステルにした感じ.
快適ではないものの,アムステルダムの家を感じることができて満足です.
とりあえず,チェックイン的なものをすませてどこに行けばいいか聞いて街中へ.
ひたすら散歩してました.
しかし,寒すぎる...
アムステルダムは運河でも有名な街.
そんな運河ですが,今はこんな状況.
まさか,運河の上に立てるとは思っていませんでした.
運河に立てるのいいなーと思ってみていたら,近くのオッチャンが"来いよー"と手を差し伸べて運河の上に降ろしてくれました.ここから,この国の人はOpen mindだなって少しづつ感じるのでありました.
運河の上で写真を撮ってもらったりもしたのですが,その人もすごく優しくて,国民性なのかなーなんて感じます.
運河の上では,そりを楽しむ親子.スケートしながらベビーカーを押す母親.そして,お店までも出店していました.
寒すぎ!!と思っていましたが,こんな運河の上に立つなんてめったに経験できないことができて満足.そして,何よりみんな笑顔で楽しそう.
とは言っても,足の感覚が無くなってきたのでマックに避難.
その後は,オランダ・レジスタンス博物館へ.
ここでは,ナチスドイツがオランダに攻め込んできてから解放されるまでのできことが展示されています.
そして,昔に撮られた写真も多数展示してあり見たのですが外観は今ある風景なのに,そこで実際に行われていたのはユダヤ人弾圧.
場所によってはユダヤ人進入禁止のところもあったり,ユダヤ人だけのための地域もあったり.
当時,そんなことに対抗するべく多数の新聞が作成されていたのですが,それらは違法な新聞.
それでも,作り続けて処刑された若者もいたみたいです.
多くの情報が遮断された中で,情報を集めるために人々はイギリスからのラジオを聞いていたみたいです.
だけど,見つかってはいけないので本としてカモフラージュしたり,地下にもぐったり...
他の展示品として,ベビーカーを改造してそこに拳銃を忍び込ませるようにできたものがあったりしました.
今と同じ光景を見ていた数十年前のただ人種が違うだけの人たちは常に何かにおびえながら生活をしていたとは考えられません.
今はこんなにも平和なのに.
逆に言うと,70年でこんなにも変わったんですね.
今から70年後.
僕は90歳でしょうか.どんな世界が待っているのか想像つきません.

博物館を見た後は,また寒さに凍えながらアンネフランクの家へ.
今回の旅の目的!!
実際僕はアンネの日記を読んだことはありませんでしたが,アムステルダムに行きたいなーと思うようになってから,ネットでアンネフランクの隠れ家での生活に関するものを見ておきました.
予約していたチケットでささっと入場.
中に入ってみると,知識としてあったものが目の前に現実として広がっていました.
家の窓は閉じられ,人は多いけどどこかひっそりとした空間.
そう,人が多いのにとても静か.みんなが息を殺して粛々と見学をしているのでありました.
それは,ここの家に流れる空気なのでしょうか?
アンネの家は表の家と裏の家に分かれているのですが,表の家から入場.
そして,隠し扉のある本棚を通って,裏の家へ.
頭をかがめながら本棚の扉を通ると,新しい家がありました.
現在は家具とかもすべてなくなっているので,部屋の空間と多少の展示があるだけですが,予想以上に暗く狭い部屋.
ここで,物音経てずに2年間生活していたというのはどんなに辛いことであったか.
物がなくてもその雰囲気はいまだに残っていると感じました.
ホステルにあったような急な階段を上って裏の家の見学終了.
そこから,あとから作られた廊下をわたって表の家に行き,ちょっとした展示を見ることができるのですが,そこに本物のアンネの手帳が置いてありました.
とてもかわいらしい手帳.
アンネ自体もとてもかわいらしい女の子です.
そんな,アンネが可愛い手帳に綴った日記が壮絶なものであったとはとても残酷なものでした.
でも,その残された文章を少し見ることができたのですが,その文字は荒れ狂ったものではなく整然とされたもの.
アンネの夢はジャーナリストになることで,解放されたら"隠れ家"という本を書きたいとも願っていました.
そして,アンネは最後までその夢をあきらめていなかったのだと感じました.
この辛い状況の中,最後まで夢を諦めずに追い続けた少女.
実際に彼女を見ることはできなくても,アンネ・フランクがいたという証はその家にしっかりと残っていました.

すごく充実した時間を過ごして,気が付いたら夜になっていました.
夜の街をブラブラ散歩していました.
ちょっと人が少なくなったところのスポーツバーでサッカー観戦をして盛り上がる人たち.
それを見て,おもろいなーと思って笑っていたら近くにいたおじさんも笑ってこっちを見てきた.
"盛り上がってますねー"なんて話から始まり,他愛もない話を始める.
そしたら,親切にも街の案内をはじめてくれた!
1-2時間くらいかけて,夜のアムステルダムをくまなく回りました.
何気なーく通過していたCoffeeshopも実は合法的にマリファナが吸える場所だったり,いろいろ見落としていたところとか教えてもらえました.
中華街の通りの名前が中国語で書いてあったり,どこどこの店には何が売ってるだったり,アムステルダムに2件しか残っていない昔からあるハイネケンのバーだったり,飾り窓地区にある幼稚園だったり...
御年66歳なのに,よく御存じでいらっしゃる.
そして,いろいろお話を聞かせてもらいました.

アムステルダムは飾り窓地区で有名だけど,少なくともそれを良しとは思っていないみたいです.というのも,子供に対する影響から.だけど,合法であるし(昔は違法だったみたい)一種の観光スポットである以上廃止はされないでしょう.風俗街ではあるけど,観光ガイドっぽい人もいたし女性もかなり多かった.ちなみに,そこが飾り窓地区であると知らずに歩いてた時に初めて飾り窓を間隣りに見たときは正直驚きました.そして,飾り窓地区にある幼稚園.こんなところにあっていいのか,とも思いましたが夜になる前に子供を引き取りにくると言っていたので,いいのでしょう(?)
また,この人も含めてですがオランダ人は英語がとても上手です.この旅の間基本的に困ることはありませんでした.オランダ語はドイツ語と同じゲルマン系の言語.たまーに単語が一緒だったりもします.確かに,ドイツ人も英語を喋れる人は多いけどオランダの方が圧倒的.なんで,オランダの人は英語が喋れるのか聞いてみたところ,テレビやラジオにポイントがあるみたい.日本やドイツだったらニュースは現地語で流れているけど,オランダは言語の弱い国.全ての番組がオランダ語で流れてはいないみたい.海外からそのまま番組を流していてそこで英語に触れる機会が多くなるみたい.そんな日常を繰り返しているうちに英語ができるようになると.田舎に行くと英語ができる人は少なくなるみたいだけど,それでも苦労はすることは無いだろうって教えてくれました.
今までそういう話を何度か聞いたことはあったけど,実際に現地の人に聞いたのは初めてなのでかなり納得です.ちなみに,この人は仕事の関係で海外によく行ってたから英語はできるみたい.
1時間くらい一緒にビールを飲んでこの他にもいろいろお話をさせてもらって,結局は奢ってもらって...
本当に素晴らしいひと時でした.
一人旅をしていると現地の人と交流する機会が増えるしフレキシブルに動けるからよいな,と感じます.
その後は,また街を徘徊してお別れ.
"一人だと危ないから注意してね"と言われてさよならしました.
ちなみに,この人5月に日本に来るらしい.
今回僕がしたような経験を日本でもしてほしいな.
そうして,夜がふけていくのでありました.

2012年2月8日水曜日

keine Konzentration

会社では自分の作ったプログラムや計算モデルの資料作りをやっているのですが,集中力がない.
マジで,自分で病気じゃないのかって思うくらい気が付いたら他のことを考えている.
こんなんじゃいつまでたっても終わらんぞ!!
自分でも,資料作りとかパワポ作りは嫌いなのは分かってるけど,これも大事な作業.
本当に自分に喝をいれんとダメだな.

そして,先週末に回した計算が途中で落ちていた問題について,ソフトウェアの会社に電話.
上司に"時間無いから電話してもらえない?"って言われたものの,ドイツ語で電話はマジで無理と思って電話をお願いしてもらいました.
そこで,隣で上司が話しているのを聞いていたのですが,話している内容は90%は分かった.
だけど,いざ自分で話してみろって言われるとそれはまた別の話なんだろうなって思う.
こういう表現あるんだー,とかこういう時にこういうんだーとかっていうことの繰り返し.
当たり前だけど,"上司ドイツ語話してるよー.すげーなー"なんてアホなことを思っていました.
その場その場で表現を拾って理解することはできても,後で忘れてしまっているのがもったいない.
きっと,もっとドイツ語の表現とかを覚えてたらもっと覚えていけるんだろうな.
と言ってもあと1カ月ちょい.
どうなることやら.
ちなみに,今日覚えたセンテンス.
"ゾー マー ゾー ラッセン"
"そのままにしておいて.(デフォルトのままにしておいて)"
だけど,会話から拾っているのでスペルがわかりません.
というか,発音もこれであっているのか分からんが.

だけど,自分の守備範囲外の話題になると全然意味不明です.
今日は昼飯のときに上司と宗教の話をしたけど,チンプンカンプン.
寺のことを言いたくてドイツ語が出てこなかったから英語で"Temple"と言ったら,"何それ?ティッシュ?"(ドイツにTempoというティッシュがある)と言われました.
とりあえず,仏教のための建物!って言ったら理解してくれたみたいだけど,相手にとって未知の世界のことを伝えるって難しい.
そして,頑張って伝えたけど100%には伝わってないだろうな.
途中で必死すぎて自分でも何言っているか意味不明だったしな笑
また,知り合いの人からとある人物のことについて聞いておいて,と言われていたのでその人について聞いてみるもハテナの連続でした.
単語がわからなさすぎるぞ...
ちなみに,英語でも割と怪しいです.
結局何度も説明してもらって何となくの概要をつかめたもののそれでも80%くらいの理解でしょうか.
ここでも,話の内容によってはまだまだ語学力が足りないなーと感じます.
さっきも言ったけど,あと1カ月ちょい.
割と先は見えています.
だけど,"やらなきゃだめだ!"って思えただけでも大きな収穫ではないかなと思います.
語学は生涯学習.
はっきり言って自分の苦手とする分野ではあるけど,そうも言ってられないし.
でも,バリバリ英語"話せたら"かっこいいよなー.
そんな不純な動機もあったりするので,頑張れそう.
ちなみに,"話す"ってことは発音も大事だと思っています.
発音をおろそかにする人が多い気がするけど,それもすごく大事だと思う.
発音が崩壊している人の英語はマジで聞きづらいし,聞きづらいって話もよく聞くので.
というか,日本語で英語の読み方が書いてあるのがいかんと思う.
発音表記に従って発音してみると,けっこう変わるもんですよね.
自分が注意された例: bath と bus
まぁよくある例ですが,ちゃんと発音してみるとこの2つけっこう違う.だけど,両方とも"バス".
でも,こういうのって一回聞かないとわかりにくいですよね.
つまりはー... 日本でも友達探そう!

2012年2月7日火曜日

Kopfschmerzen

こんにちは.
先週末から頭がギューンって感じです.
明らかに良くない.
頭が重いって言うか,締め付けられているって言うか.

頭の働きが良くないですね.
仕事がはかどりません.
そして頭痛のせいなのか分からないですが,イライラしていたり.
会社では隠していますが,家では隠していません...
同居人に注意したことを次の日に破られるということもあり,ちょっとイッラーとしてしまった.
特に親しくなるにつれて割と隠さなくなるので,近くにいる人にとってははた迷惑な話.
別に嫌いなわけじゃないんだけど... 申し訳ないって思っています...

とにかく,何とかしたい.
なんか寒さのせいもわりとあるような気もするけど...
そんなことも言っていられないので,何とかするためには...
寝よう.

おやすみなさい.

2012年2月6日月曜日

Mittagessen

今日は昼食についてちょっと.

いつも昼食は会社の食堂で食べています.
食堂には日替わりメニューが3つと,曜日替わりメニューが1つと,スペシャルメニュー(?)が一つと,スープバー,サラダバー,ドリンクバー,パンなどがあります.
いつもは日替わりメニューを食べているのですが,これに関しては研修生は半額になるからだいたいいつも2-3€くらいでお腹いっぱい食べれるのです.
とても良い感じ.
夜ごはんはちょっと手抜きになることが多いから,いつも昼にガッツリ野菜を食べ栄養を取る感じです.

そして,昼ごはんは同僚たちがいつも決まったテーブルで食べているのでそこに合流することが多いのですが...
みんな食べるの早い...
本当に早い.
とりあえず,いつも最下位になっています.
日本でも食べるのが遅いことで有名な僕でしたが,彼らと一緒にいると焦る.
喋っていると食べることを忘れるので気が付いたらみんな食べ終わってるのに自分一皿残っているということも.
そこから,もう必死に黙々と詰め込み作業が始まるわけですが.
というわけで,"みんななんでそんな食べるの早いの?"と聞いてみたところ"次にやることが待ってるからねー.あとは,カフェ(コーヒー)飲みたいし.でも,食べるのが早いのは社食だけで家ではみんな食べるのは遅いのよ"なんて教えてくれました.
確かに,いつも飯終わった後は数人からカフェ行きたいオーラ出してるし,あまりにも食べるのが遅い人がいたら待たずに行っちゃうしね笑
でも,食べた後もみんなでその場でダラダラ喋ったりするこもとあったりするのでよくわかりませんが.
カフェ部隊以外は,飯をパパって食ってすぐ仕事!!って人もけっこういるので,昼の休憩時間をあまりとってない人は多いみたいです.
仕事熱心だなぁと思えば,何かあると(例えば,誰かの誕生日の時の朝食会)カフェを飲みながらダラダラと話すのでありました.

そんな彼らを見ていると話すときは話す,仕事するときは仕事する,という感じなのかなとも思うのでありました.
つまり,仕事場での彼ら→仕事するorカフェor話す
話すことは彼らにとっては大事なことだなとも思うのです.

まぁ,最終的に何が言いたかったかというと.
昼飯ゆっくり食いたい!!

2012年2月5日日曜日

kalte Woche

最近さむい日々が続いております.
朝起きると-15℃とかになっていたりして,割と会社に行く気力が...
会社に行くのにだいたい5回くらい挫折しそうになっています.
この寒波,早く終わってくれるといいなぁ.
割と辛い.
割と引きこもりたい.
そんな気持ちです笑
あと,1週間くらいで温度がプラスにいくことを祈ることにします.
くっそぉ,もう寒さの峠は越えたと思っていたのに本格的なものがここになってきた...
でも,これを超えればあとは暖かくなるだけなはず!
春が待ち遠しい!

ここ最近はずっと日本に帰った時の家探しをしていました.
しかし,帰ってから探すという悠長なこともできずにインターネットを見ながら親と相談する毎日.
自分は衣に関しては人並みで,食にはあまりこだわらない人だけど,住にはかなりこだわる人なのでかなり苦労しています.
とりあえず,今日家を決めたので明日業者に問い合わせてまだ空きがあったら家探しは終わりです.
日本に帰る準備を着々と,という感じですね.
まだ終わりではないけど,終わりが割と見えてきて焦り,不安,寂しい,楽しみ...といろいろな感情が入り混じっています.
そして,そろそろファイナルレポートに手をつけなければ.
土日は割と予定がつまっていたりするので,あとから焦ら無いように今からね.
と言っておかないと絶対にやらないので...


昨日は語学学校のときに同じクラスで仲良しだった友達に会いにスイスのバーゼルに行ってきました.
ここのバーゼルという街はドイツ,フランス,スイスの国境にある街で,なかなか面白い位置にあります.
そしてスイスの公用語はドイツ語,フランス語,イタリア語,ロマンシュ語の4カ国後.すごい国だ...
ちなみに,スイスのトラムのアナウンスではドイツ語,フランス語,英語の順にアナウンスが流れるのでありました.
ドイツのバーゼルで電車を降りて駅を歩いていると国境と書かれた場所があり,初めて歩いて国境をまたぎました.
ここら辺で,かなりテンションあがっています.
そこの駅からバスで10分ほど行ったスイスの駅で友達と待ち合わせ.
バスを降りて駅に向かうとそこには懐かしの友達が!!
相変わらず元気そうで,いつも通り笑顔で迎えてくれました.
久しぶりに会ったけど,昔のままで嬉しかったです.
そして,彼は他の町に住んでいるのだけれども今日の為に先週も来て一度ザーッと回ってくれていたみたい.
本当にその優しさにホロリでした.
地図が読めずに迷う彼と一緒に街を散歩しながら大聖堂を見て,塔に登ったりして,川沿いを歩いて,船に乗って,ラーメンを食べたりしたのでありました.
しかし,彼のフレンドリーさは健在で誰に対しても"Hallo!!"と明るく挨拶.
本当に,誰に対しても.
すごい純粋だなーと思うとともに一緒にいてとても気持ちが良いのでありました.
彼はまだ17歳であるけれども,尊敬できるところもあるし,決して年下とは思っていません.
というか,向こうも僕のことをいじってくるし,本当に対等な関係でこちらとしても気が楽です.
これはヨーロッパの人一般的に言える話かもしれないですね.
上司,部下とかでも話すときはみんな対等に喋っているし,フレンドリーでとても良い関係が築けていると思います.
人と人との距離が近いヨーロッパの人って話していて楽しい.
少し話がそれましたが,そんな彼がいたおかげで語学学校でも楽しい思い出が作れたし,感謝感謝.
帰りは,彼が電車の時間を調べてくれたのですが駅員(ドイツ語,フランス語,英語ができる!)とはフランス語で喋り,それを僕にドイツ語で通訳してくれるという謎の事態.
あれ?これ,俺がドイツ語でそのまま話せばよくない?ということになったりしながらも帰宅.
見事に電車に乗り遅れました.
駅に着いたら,電車発車していた.


スイスに行った感想は,やっぱり人が優しい.
なんなんだろう.
実際,自分の友達で多いのはスイス出身の人だし,彼らは皆優しい.
経済的に裕福だからなのだろうか.
心のゆとりを感じます.
そして,言語能力が高い.
道に迷って,友達がおじいちゃんとおばあちゃんのカップルに道をドイツ語で聞いたときでも,彼がフランス語を話せるのがわかった途端に流暢な(分からないが,ペラペラだった)フランス語で話し始める.
いくつもの言葉が入り乱れる国だからこそなのかもしれないですが,本当に唖然とさせられました.
そして,非常に親切で...
ここの国は物価があり得ないくらい高い(バーガーキングのホッパーが650円!!)ことを除けば大好きです.


久しぶりにその友達と話したわけですが,彼はスイスのフランス語圏に住んでいるためほとんどドイツ語は使ってないらしく,前みたいに話すことはできなくなっていて自分自身にイライラしていることがけっこうあったり.
それは,話す機会が無いから.
もし自分が日本に帰ったらそういう機会を見つけようとしなければ周りにドイツ語を話す機会なんてほぼ0だと思います.
そしたらそのままドイツ語を忘れていくことになるでしょう.
でも,そうした時にコミュニケーションが取れなくなる友達もいっぱいいるのかなと.
この一年辛いこともいっぱいあったけど,彼らがいたから楽しいこともいっぱいあったなって思うこともできる.
そんな彼らと話せなくなるのは本当に寂しい話.
日本に帰ってからもドイツ語を忘れない程度でいいから少しずつでも続けていけたらなぁと感じるのでありました.

2012年1月31日火曜日

noch 2 Monate

2週間放置していました.
こんにちは.
今日は同居人の料理のおかげで家が臭いです.
"あんた,何作ったん?臭いわ"
と言ったら料理名を言って(忘れた)そそくさと逃げられました.
家がイカ臭い.
ちょい勘弁してくれ!

もう1月が終わろうとしています.
そして,ここ最近は充実した日々を送っていました.
振り返ってみましょう.

19日(木)-22日(日)ポルトガル
19日(木)
会社を早退し,ポルトガル行きの飛行機に乗る予定.
今日は13:30に帰るからよろしくね!と上司に言っているのにもかかわらず,僕が持っていた日本のプレゼン資料を見つけて"何これ!!説明してよ!!"と言われ説明する自分.
時間がないと言っているのに,質問を続ける上司.
マジで今日だけは勘弁してくれー!!と思いながらパパパっと説明.
しかし,自分たちにとってあたりまえなことも他の国の人から見たらおかしいんですね.
例1)日本語にはひらがな,カタカナ,漢字があるけど新聞とかは漢字だけで書いてあるの?
例2)日本の数字って同じなの?(つまり1,2,3....ということ)
あぁ,なるほど.
そういう質問が来るのかーとか思いながら答えていました.
でも,かなり日本に興味を持ってくれて個人的には大満足です.
(今日も他の同僚に日本のことを説明したらかなり興味を持ってくれた.かなり嬉しい話.)
結局肝心な課題について話し合うことができずに,早退しました.
だから言ったのに!!

空港で友達に合流し,バーデンバーデンからいざポルトへ.
ポルト着.
何これ,暖かい...
途中乗り換えたカンパニャン駅で"Hey, my friend!! Please give me money"とさっそくしつこくせびられ,危険を感じる.
やっぱりドイツみたいに安全ではないのね.
パンを買って電車を乗り換える.
しかし,電車はキレイ.そして,安い.
60km走って2.8€っていかれとるわ.
夜中1時にお世話になる友達の最寄駅Aveiroに到着.
彼の車でいざ家へ.しかし,車自持ちとはなかなかやるな.
お疲れです.死亡.

20日(金)
家主は仕事へ.
彼の布団を掛けてくれるという優しさに感動しながら自分はそのまま寝る.
昼前に起きてAveiroを観光し,ポルトへ.
しかし,Aveiroなかなか良い街.
ここだけでもかなり時間はつぶせそう.
さぁ,ポルトに到着.
何これ暖かい...
インフォで地図をもらいおねーさんの笑顔に癒された後は,街中散策.
やべーな,ポルトガル人のカップルたち.
ドイツ人よりいちゃつき過ぎだわ!
でも,暖かいしね,なっちゃうね.
意外にポルトはそこまで大きくなく(というかどこを回ればよいかあまりよくわかっていなかった),歴史地区をブラブラ.
しかし,異国情緒.
違う国に来たなーってすごく思えます.

晩飯は,仕事から帰ってきた家主のお勧めでとあるレストランへ.
うまーい!!
ドイツより断然飯ウマでした.
今日から合流する他の友達をピックアップして帰宅.


21日(土)
朝からリスボンへ向け出発.
バスの中で完全に沈没していました.

リスボン到着.
何これ,暖かい...
ここはなんだ,天国か?
昼飯は普通にピザを食べ,元家主にこの日のホテルの予約をしてもらう.

なんとも,ホテルの人と友達らしい.
どんだけ顔が広いんだ.
一泊10€.

安いぞ.
カワイイ市電に乗ってホテルへ.
ホテルははっきり言ってそこまで綺麗じゃなかったです.
だけど,ポルトガルの普通の家の雰囲気を味わえた!!
個人的には大満足でした.
写真じゃ伝わらないのであえて写真はあげません笑
そして,リスボン観光.
とりあえず,丘へ.
どうやら,"○臭力"のCMでも使われた丘らしい.

ココ.
歌ってみようかー!!ってなったけど,羞恥心に負けました(元家主が).

しかし,彼は以前実際にこの場所で歌ったらしく,そのビデオがとある場所に残っています.
やるな...
その後も,彼の完璧なガイドのおかげでリスボンを大いに満喫できました.
彼の専属ガイドはマジでタメになる...
このころ僕は,カフェ(エスプレッソコーヒー)をキャパオーバーに飲んでいてゲロ吐きそうでした.
というか,無理でした.
小さい小道を抜けたり,広場を見たりして,二つ目の丘へ.
ここもそのCMで使われたとこらしい.
ココ.
普通に景色を楽しんでました.
さすがに夜になるとちょっと肌寒い.
飯を食うまで時間をつぶすためにブラブラ.
そして,絡まれる絡まれる.
異常なほどに.
カフェで飲んでいたら,ポルトガル人に"中国人か?"と絡まれる(彼は良い人).
街を歩いていたら,客引きによくつかまる.
そして,アメリカ空軍と思われるやつらに"パールハーバー"のウンチャラと絡まれる.
だけど,これは異常らしい.
まぁ,そんなこともあるべなと思い飯を食ってバーへ.
バーも雰囲気が何か違う.
これも異常らしい.
ちょっと落ち着いたところで飲んで1時過ぎに帰宅.
だけど,帰る時にこれから飲むぞーという人の多さと言ったら...
ポルトガルの夜は遅いですね.

22日(日)
早起きし,帰りのポルトまでの切符を買い,もう一度街観光.
だけど,今日もいい天気.
もう,嫌なことなんてどこかへ飛んで行ってしまいます.
リスボン名物のエッグトルテを食べ,発見の塔でダラダラ.

ここでも,解説付き.
お前は,どれだけ物知りなんだ...
もう,こののんびりした感じがタマラン.
ずーっとここにいたいわぁ何て思ってしまいました.
何で自分仕事してんだろう,みたいな...笑
でも,こんなに気候が良かったら仕事する気も失せる!
ダラダラしたあとは,世界遺産のベレンの塔へ.
ここから先は大西洋らしい.
そして大航海時代,かつての冒険者たちはみんなここから見送られて旅立っていったらしい.
みんなここから旅立っていったのかーって考えるととても感慨深いものでした.
未知なる世界に向けて旅立っていくって,すごく勇気のいることだと思う.
その冒険者の出発地がここかぁ,なんて思ったりしました.
フランシスコザビエルとか,ここから日本まで来ちゃうしね.
とか言っていると時間が無くなっていました.
焦りながら市電に乗り,地下鉄に乗り換える予定がこのままじゃヤバいということでタクシーで.
"チャンピオーン!!"とか言いながら爆走.
さすがだわ笑
そして,安い.
1kmくらいで3€.
ポルトガルタイムにかなり焦らされましたが無事電車に乗ってポルトへ.
ポルト空港でも時間は無く,着いたと思ったらそのまま飛行機へ.
ドイツ到着.
と思いきやここでも時間がなく,タクシーで最寄駅へ.
市道を時速100kmオーバーで飛ばしてもらい,何とか駅へ.
とりあえず電車に乗れたけど,途中で前の車両に乗り換えろと言われ乗り換え.
乗り換えた後しばらくすると,乗務員に途中の駅でこの電車とまるからそこからバスで行けと.
最後の乗り換えに間に合わない臭いがプンプン.
バスに乗っていると,さっきの乗務員に呼ばれる.
乗り換えに間に合わないから,タクシーで行ってと...
その時は"OK"と二つ返事をしてしまったけれども,あれ?お金はどうなんだろう?
結局,確認したら途中の駅までバス及び電車で行って,そこからタクシーだと.
そして,そのタクシー代はドイツ鉄道もち.
というわけで,最後タクシーで100km以上爆走してもらいました.
そして,タクシーの運転手の地理理解力は異常...
途中時速150kmくらいで爆走していると思いきや,時速30kmになったり...
どうやらどこに時速取締り気があるか把握しているらしい.
乗った場所から100km近く離れた場所なのによく知っているわ...
そして,裏話いろいろ聞かせてもらいました笑
どこの国でも考えることは同じなのですね.
とうわけで当初の予定より早く帰宅.死亡.


22日(月)
次の日に向けたプレゼン作成.
いろいろまとまっていない.
焦る.

23日(火)
プレゼン.
今いる部署と他の部署の人が合わさってけっこう大人数の人に来てもらいました.
今の課題について発表.
というものの,課題が途中で変わったので喋れることが思った以上に少なかったです.
というか,自分が一番やったところは理解するのが難しいから質問きたら説明して,くらいに留められたので...
大まかな流れを説明し,とりあえず終了.
発表練習一度もすることもなく本番に臨んだからどうなることかと思ったけど,限られた時間の中にしてはよかったのかなと.
だけど,絶対的に評価したらそれはまだまだ満足できるものではありません.
準備不足ですね.
人に聞いてもらうんだから,もうちょっとクオリティーをあげたかった.
だけど,このプレゼンのおかげで同僚と話す機会が増えました.
というのも,プレゼンを聞いて"ここはこうじゃない?"とアドバイスをくれる人がけっこういて嬉しいです.
今はいろんな人に意見をもらって,結果評価および計算モデル評価をもう一度行っています.
そして,ドクターを持っている人の頭のキレはやっぱり違うなぁと圧倒されるのでありました.

24日(水)
日本のプレゼン.
これはインターンシップ生のためのイベント.
プレゼンに関しては作った原稿を見て発表するという状況でした.
さすがに,準備不足過ぎました.
こいつは悔しかった.
ドイツ語はまだとっさの発表では使えんです.
ただ,ここは伝えたい!と思って作ったところは原稿なしに意外にも喋れて,けっこうウケたし,興味を持ってもらえたし,けっこう満足な感じでした.
その後は,寿司を食べてもらおう,と言うことになっていたのですが,他の友達が当日魚を買いに行ってみると"生じゃ食べれないわよー"と言われたらしく,急きょ変更.
シーチキンおにぎり作りました.
個人的にはメチャウマでしたが,人気はそこそこでした笑
最後は折り紙とアヤトリをやって終了.
ここら辺は,けっこうみんな楽しんでくれたみたいで良かったです.

ちなみに,鶴を折ったのですが(2回目)僕は完全に生徒側でした.
どうやら,難しすぎるみたいです.
"あぁぁ,クソー!!"という声を何度聞いたか...
途中で放棄する人も笑
だけど,楽しんでくれたみたいで良かったです.
あとは,もうちょっと準備できれば...
もっと日本のことを伝えたかったです.
自分に限界をつけないって言うのも一つですが,自分の限界を知るっていうのも一つですよね.

25日(木)
フレンドリーな友達の仕事終了日.
彼はこれからインドに行くらしい.
彼は本当にフレンドリーでいつも積極的に挨拶をしてくれる人.
誰に対しても笑顔だし,イライラしているところを見たことがなかったです.
"ドイツ語喋りたかったら俺のところ来いよ!"とも言ってくれたし,本当に素敵人間でした.
ただ,唯一彼とだけ会話が不能でした.
というのも,方言なのかなんなのか分からないけど何を言っているか全く聞き取れん.
文章レベルではなく単語が聞き取れん.
本当にいい人だったんだけど,会話ができなかったのは残念です.
完全に落ち度は自分ですがね...苦笑
いつも,何言ってるか分からないという時でも笑顔でもう一度説明してくれた彼もいなくなってしまうのは寂しいですね.
最後まで彼は笑顔でした.
自分もいつかこんな人になれたらなーと密かに思うのでありました.


あとは,いつも通り仕事をしてマンスリーレポートを書いて家探しをしながら今に至るのであります.
最近仕事に関しては他の人とのコミュニケーションが増えてきてけっこう楽しいです.
みんなに自分の思っていることを伝えるっていうのは大変だけど,みんな理解しようとしてくれようとするし,ちゃんとアドバイスをくれる.
話せば話すほど問題点とか解決策とか見つかるし,まだ問題は山積みだけど一つ一つ解決していこうと思います.
言葉が少しできるようになると可能性が広がるなーって思うのでありました.
ちゃんと喋れなくても伝えることができたら,だいぶ変わります.
帰国まで2カ月をきりました.
家探しをしたりと,帰国に向けて徐々に動いていますがあと少しの間も充実させていきたいですね.
とりあえず,仕事に関しては今の課題を仕上げて成果を残したい!

そして,今更になって思うことだけど日本にいる間にもっとドイツ語をやっておけばもっと楽しかったんだろうなと思う.
生活するだけだったらドイツ語とかあまりできなくても生きていけるけど,現地での生活を楽しむには現地語は必須ですね.
来年のヴルカヌス生には出発前に語学を勉強しておくことを強く勧めるのであります.

2012年1月16日月曜日

toll!!

一週間が始まりました.
今週,来週はちょっとした山場.

今日会社について,先週の金曜日に回させた計算結果を見てみると出力結果が多すぎてPCの容量をオーバーし,途中でストップしていました.
orz
結果がどうやら,プレゼンまでに間に合わなさそうな予感.
まぁ,できるところまでやろう.

そんなことで,先週から上司と相談して解決しなかった問題を考えてみる.
久しぶりに,力学的考察をするのでありました.
と,わかった.
上司にわかったぜー!と言って,報告すると,最強に褒められた笑
"あぁぁぁぁぁ!!!なるほどー!!!!すげーなー!!!!"的な感じで.
"なんでわかったのー?"と言われるも,そんなの理由なんかないです.
結果をじっくり見ていると何かが見えてきたのです.
とりあえず,二人とも上機嫌なのでありました.
久しぶりにちゃんと考察をして,頭を使って,そして理解してもらうことができて嬉しかったです.
だけど,やっぱり語学力に問題が...
ドイツ語で一度説明してもとりあえずわかってもらえない.
絵をかいて,もう一度説明する.
説明しきれない部分は自分で考えてもらう笑
本気で仕事することになったら使いもんにならんなこりゃ.
インターンシップ生だから許されている気はするけど...

今までは言われたことをやっている感があって,その感じが嫌だったので今回頑張っていろいろ考えてみたらいい結果に結びついたみたいです.
上司をギャフンと言わせることができて個人的には大満足.
これから,おそらく計算結果整理で自分の能力が試されるようになってくるのかなーなんて思っています.
ここで,"あいつはすごかったなー"って思ってもらえるようにいい結果を残していきたいですね.
これからも,いいアウトプットをしていけるようにやっていこう.

2012年1月15日日曜日

Wie blau ist es!?

フリードリヒスハーフェンでは,"久しぶりに"メッチャきれいな青空が広がっていました.
そんな週末.

昨日は行こうと思ってて行っていなかったStrasbourg(シュトラスブール)へ.
ここは,ドイツの国境からとても近くにあるフランスの街.
ハウルの動く城のモデルになった街とも言われているみたいです.
朝の6時に目が覚め,天気がいいことを確認して行くことを決定.
朝から電車を目の前で乗り過ごし,ちょっと激萎えしましたがそれでもこんなに天気がいい日に行かないのはもったいない!ということで行く.
乗り継ぎが非常に悪くなり,着いたのは予定していた2時間後.
途中バスに乗りかえたりしましたが,その中でもフランスに近づくにつれてフランス語がどこからともなく聞こえてくる.
そして,最後の電車に乗り換えたときは電車の放送もドイツ語の後にフランス語が流れていたりとフランスをちょっぴり感じる.
しかし,鈍行列車でかるーく行けてしまうので自分がフランスにいるっていうのは最初あまり実感ありませんでしたが笑
ちなみに行く途中でこんなの発見.
ドイツ国境にあるKehlという街で見かけたモスク.
初めてドイツで見た...

なにあともあれ到着.
到着したらそこはフランスでした.
ホームの放送の感じとか,TGVとか,フランス!!
女性も圧倒的にドイツ人よりきれい!!
なにより細い!!笑
いつも通りマックでビックマックのセットを食べてから観光開始.
意外にドイツ語が伝わらなくて,あれ?という感じでした.
ドイツとの国境にあるからけっこう伝わると思ったんだけどなぁ.
というか,英語もたじたじな感じだったから人によるのか...?
まずは,とりあえずノートルダム大聖堂へ.
ノートルダム大聖堂と言えば,パリ.
だけど,ここにもあるみたいです.
確かに,パリのものとは違うもののなんとなーくの感じは似ていました.

でも,やっぱりパリにあるノートルダム大聖堂の方が荘厳で迫力あるなー.
中の天文時計を見学しておしまい.
その後は,ひたすら歩く.
歩いて街の雰囲気を感じる.
そして,大聖堂がある地区とは別のプチットフランス地区へ.
ここは世界遺産にも指定されている地区で大聖堂のある地区とは全く雰囲気が違う感じでした.
大聖堂のある地区はパリにもありそうな感じの建物とかもありましたが,ここはドイツの可愛らしい感じの建物が多い.
残念ながら冬なので緑が無くて寂しい感じですが,夏はもっと綺麗みたい.
是非,緑がある時に行ってもらいたい街ですね.
こんなところで,ハウルのサントラを聞きながら歩いていたらちょっとワクワクするのでありました.
他には,水門を見学したりして帰宅.
さすがに,ちょっぴり寒すぎて心が折れて夜遅くまでいられませんでした笑
だけど,本当にきれいな街.
とてものびのびと過ごすことができました.




今日は家でやることをやろうと思っていました.
が,昨日に引き続きひっじょうにいい天気.
こんな天気がいい日に家にいるのはもったいないなぁなんて思っていると,同居人の彼が"車でオーストリアまで行ってくるわー"と言っていたので,"一緒に行く!!"といい便乗させてもらうことに.
昨日以上にきれいな青!!
空の青色,湖に映える青色は非常にきれい.
これを見ただけでも来てよかった!!
ちなみに,左はスイス,右はドイツかな?
そして,彼がいいよーとお勧めしていたところへ向かうことに.
そこは山の上.
リフト乗り場の近くにいたおばちゃんに歩いていけるかどうか聞く.
"行けるけど,凍ってて危ないわよー.急だし"と言われるものの,とりあえず登ってみる.
登山開始!!
確かに急.
だけど,まだ行ける.
途中から道に雪が.


そして,凍り始める.
マジ滑りまくる.
途中で断念しました.
記録,約500M.
リフトを使って行こうかーって話をしたけど,彼的には歩いて行かなきゃ意味がない,とのことだったので,散歩することに.
だけど,清々しい天気の中歩くだけでも気持ちがいいものです.
そして,家に帰り終了.
ちょっとした運動もしたし,非常に良い日でした.
彼に感謝です.


気分転換できた!!
今週の仕事はちょっと頑張っていかないといけない感じです.
乗り切っていきましょう!!


あー,やっと洗濯終わった...

2012年1月13日金曜日

keine Lust mehr

今日は金曜日.
今週の仕事も終わりました.
つっかれたー...
今日はぐっすり寝れそうです.

昨日,英語のスタムティッシュに行きビールを一杯飲んで帰るつもりが,そのまま友達に拉致られ他のバーでもビールを一杯飲んで帰宅.
それにしても昨日話した人の英語はかっこよかったなぁ.
ドイツ独特のアクセントとかなくて,アメリカ人と同じリズムで話していて思わず何人か聞いてしまうほど.
あれくらいペラペラ喋れるようになれたらいいなぁ.
やっぱり,アメリカ英語好きだなぁ.
そして,ビールを飲んでいるとなぜか喋れるようになるのね.
今度のプレゼンのときはビール飲んでいこうかしら.

今日は朝からだるい感じでした.
酒弱いなー,自分.
そして,上司をとっ捕まえて徹底的にお話しさせてもらいました.
しかし,頭回らんね笑
3時間くらい,解決しない問題について話し合うことができて個人的には有意義でした.
結局まだ原因は分からないけど,ちょくちょくエラーを発見することができたし前には進んでいるかと.
だけど,自分の理解力はまだまだ足りないみたい.
今自分がどんなことをやっているのか,そしてどのような結果を出力しているかっていうところもまだしっかりと理解できていないです.
というか,上司も理解していないみたいです.
"この結果おかしくない?"って聞いても"これって何?これってこのことを指してるんじゃない?分からないから,他の人にも聞いてみるよ"と.
お互い様ですな.
最近は,仕事のやり方を覚えてきました.
いつも,質問しようとするとそこから別の方向に行き,結局質問したことに答えてもらえないことが多かったのですが,そのようなことも無くなってきました.
議論好きなのは良いが,話しがよくそれる.
話しがそれたら戻す.
それにつきます.

今日は9時間脳みそフル回転で頭から湯気が出そうな感じです.
しかし,今日は金曜日.
フライデーナイト!
もう,寝ます笑

明日天気になーれ!

2012年1月12日木曜日

beschäftigt oder?

今日もお仕事.
昨日よくわからなかったパラメーターが変更されない問題も無事解決し,前に進んできた感じです.
しかしやっぱり発生する,新しい問題.
結果がよろしくない,と思う.
以前,上司の上司が計算した結果と比べても桁数が1桁違う.
こいつはよくない兆し.
一つの結果を出力するのに相当複雑な作業を実行させているので,原因を探すのは大変そう.
だけど,着々とこなしていきましょう.

ついに"再来週あたり今までやったことまとめて発表してねー.だいたい15分から30分くらいで.もしあれだったら,もっと長くやってもいいから."と言われました.
そんな長時間喋ったことないわー笑
だけど,今までやったことを喋っていたらそれくらいになるのかな?
これから今までのまとめと,何とかして結果を出すことに全力を注ぐことになりそうです.
そして,何語で喋ろう.

それとともに,どうやらインターンシップ生のイベントでも何かすることになるみたいです.
そちらの方の企画もやらなくては.
どちらも同じタイミングで入ってくるのは正直やめてほしかったけど,充実した2週間くらいを送れそうです.
ポルトガルにも行くしね!

さて,今日は新年初の英語で喋らナイトに行ってきます.
最近やっとドイツ語脳に戻ってきたから英語出てくるか正直不安.
ドイツ語と英語の両立って難しい.
というか,どっちもどっち!!

2012年1月11日水曜日

Vorbereitung für die Berechnung

ただ,先週から進めていた本計算の準備が徐々にいい感じになってきました.
何事も一つ一つこなしていくことが大事ですね.

オートでパラメータを変更して計算をどんどん行わせるソフトウェアの使い方を教えてもらい,今日はその下準備に追われていました.
とりあえず一連の計算が回ることを確認したものの,パラメータが変更されない.
なぜ...
こいつもきちんとこなしていきましょう.
最近,書類作成でダルーってなっていたところなので,いい気分転換です.
明らかに作業効率は良いです.
それに対して,隣のインターン生は非常にダルそう笑
いつも"Yuta!!なにしてるんだい!?"と聞かれて"書き物してるよー"というと"書き物ってやる気ないよねー.今俺がやってることもやる気ないけどね!"と言ってきます笑
そんな彼,集中力が無くなったのか何かを話したさそうにこっちを見てくる.
だけど,自分は今日はいいペースで仕事をしていたので彼は話しかけてこないでただただ見てくる.
子供か!
途中でニヤニヤしてしまいした笑
可愛いですね.

今は上司の上司と仕事を進めることが多いのですが,なかなか自分の思うように上手くいっていない気がします.
自分が"こうだ!!"って思っていても普通に無視されて,彼は彼なりのやり方でやろうとする.
そして,結局自分の言った通りになることがちょくちょくあります.
多分,これって自分にも責任があるんだなーって思います.
自分がちゃんと強く言えていないから,彼も自分の話をあまり聞かないのかなって.
主張が激しくて頑固なドイツ人と仕事をするってこういうことなのかーって感じます.
今日も,彼にソフトウェアについて教えてもらっている時に解決しておきたい問題があって質問しようとしたら,"それは後にしよう.今は先に進めよう"と言われ,諦め.
結局後で質問したら,そこからやり直しになって時間がちょっと無駄な感じでした.
彼も相当な経験を積んでいるから自分のやり方に自信はあるのでしょう.
だけど,自分が正しいって思うことがあるなら主張しないといけないですね.
それが,ドイツ人と仕事を進めることなのかなーって感じます.
上司ですらけっこう主張が激しくて,厄介な時があるので...
最近,折れずに主張できるようになってきたのかなーって思っていたのですが,もっと上の人に対してはまだまだみたいです.
主張できない日本人.
どうやら,自分も当てはまるみたい.
だけど,会議でさんざん言われてその場では何も言えないけど,あとから"やっぱりこれがこうで..."とかいう人にはなりたくないな.
まだまだ,修行!!

2012年1月9日月曜日

glückliches neues Jahr!

あけましておめでとうございます!

もう,9日なんですね.
かなり更新が滞っておりました.

17日から休暇に入り,2週間ほどいろいろなところを(主にミュンヘン)をブラブラし,年越しに行くなと言われて行ったマリエンプラッツで恐怖を味わい,1日そうそうアラブ系の人が発射したロケット花火の爆発したやつが顔面に命中し,若干萎えながらもフリードリヒスハーフェンに帰宅しました.
3日から仕事を開始して徐々に頭が仕事モードになってきました.

2週間の休みについてはまた後日かければ...

ここ最近のことについて.
まず,先週の金曜日に初滑りしてきました!
場所はオーストリアにあるSt. Anton.
スキー発祥の地でもあり,とても有名な場所らしいです(僕は知りませんでしたが).
朝9時についたものの,嵐の影響でリフトは動いておらずどうするか悩む.
レンタル屋をブラブラしているとリフトが動き始め滑ることに.
レンタル代は約40€.
しかし!!
質がやばい...
日本のレンタルとは比べ物になりません...
今回借りたのはAtomicのブーツとHeadのカービングスキー.
焦る焦る.
ただし,ウェアのレンタルはなかなかないみたいで今回行ったお店にはありませんでした.
というわけで,いつも着ているゴアテックスで滑ることに.
リフト代35€を支払い,いざ滑ってみる.
けど,全然でした.
コースがなかなか難しい.
割とコブコブでかなり苦戦させられました.
そして,久しぶりに派手にコケタ.
首からいったので,ちょっとやられてしまった,

板が自分の技量を上回っていて,完全に滑らされていた感がありました笑
半日滑り,17:00の電車に乗る,つもりが電車が30分遅れている.
待つ.
天候の影響で電車が無くなる.
バスに振替になる.
バスが無くなる.
何もなくなる.
帰れない!!
インフォメーションセンターに行ってホテルを探す.
見つかる.
タクシーで行く距離だったから,タクシーを見つける.
"ここまで行って!"とお願いする.
道がふさがっているから無理と言われるorz
陸の孤島じゃないか!!
インフォメーションセンターに戻って新しいホテルをセンターの人に探してもらう.
係りの人が神がかって親切.
いろいろとテキパキと調べてくれて,電話もしてくれて優しさmaxでした.
その途中...
他の男の人が電車が再開されたと,係りの人に伝えて,その人があと5分で電車出るから走りなさい!!と言ってくれた.
もうダッシュ!!
何とか間に合い,無事に帰宅.
家に帰ったのは24時くらい.
昼も食わずに,スキーをしていたので腹ペコでした.

久しぶりのスキーは非常に疲れますね.
そして,ブーツはやっぱり大事.
自分に合うものをはかないと足がやられてしまう.
ウェアは無かったけど意外にそこまで寒く無かったです.
まぁ,ヒートテック2枚重ねしてたもんね.
とりあえず,有名なスキー場を滑れて満足です.

土曜日はフランスにあるストラスブールに行くと思いきや,フライブルクに行くことになる,と思いきや他の友達3人がハイデルベルクに行くと言っていたので便乗する形でハイデルベルクに行ってきました.
ここは,高校で来たとき以来の場所です.
来てみると意外に覚えていることも多く,けっこう楽しかったです.
あのころは,ガイドに連れられわけもわからず歩いてたけど,こう個人で来てみると街の様子がわかって,新たな発見もあります.
ツアーも何も考えないでいろいろ回れるからいいとは思うけど,自分で考えて歩いてみると印象がまた違いますよね.
その日は,帰れずシュトゥットゥガルトの友達の家に宿泊.
彼の家に泊まるのは3回目笑

日曜日はそのまま帰宅.
やり残したことなどをやって終了.

月曜日
やっとみなさん仕事が始まったみたいです.
先週はすっからかんで寂しい状況だったけど今日は活気があっていい感じ.
"gutes neues Jahr!!"と適当に挨拶をして,年明けを感じる.
先週から引き続いて仕事をやるものの,問題発生.
まぁ,問題はいつでもありますわ.
ソフトウェアの問題で自分は何ともできないので,上司に投げて自分は書類作り.
と!!!!
そこに!!!!
以前,めっちゃ仲良くしていたスイス人の友達がやってきた!!
彼は大学が終わってこれから仕事探すわーって前回言ってたけど,どうやらこの会社で働くことにしたらしい.
嬉しいですね!!
今この家に住んでいるのも彼の紹介であるし,一番仲良かったから.
彼は挨拶回りで忙しくあまり話せなかったけど,これはかなりでかいです.
仲いい人みんないなくなって寂しいなーって思っていた頃なので.


徐々に仕事モードにはなってきたものの,それでも正月ボケ(??)があるみたいです.
とにかく,眠い...

今日も早く寝て明日に備えましょう.

遅くなりましたが,今年もよろしくお願いします!
2012年,良い年にしていきましょう!!