2011年11月25日金曜日

Hola España!

更新頻度が減ってまいりました.
ここ最近,ついに気温がマイナスに突入し始め起きる気力が無くなってきました.

というわけで,そんな寒さを吹き飛ばせ!
スペインに行ってきました!

今回行った場所は,バルセロナとバレンシア.
1日目
格安航空,ライアンエアーに乗るべくメミンゲン空港へ.
家(フリードリヒスハーフェン)→メミンゲンまで電車で19€
メミンゲン空港→ジローナ(バルセロナまでの近く)までライアンエアー16€
ライアンエアー狂ってるな...
というわけで,メミンゲンに到着するもバスがこない.
さすが,地方空港.
街の人にいつ来るかなーって聞いてみるも,"多分この時間に来ると思うけど,わからないわー"と言われる.
ってか,その時間でも間に合わないじゃーん!
というわけで,同じような状況の人ととタクシー乗合することに.
その時,一緒に乗った人がスペイン人でこれからバルセロナに行くと.
バルセロナまでの行き方とかちゃんと知らないので,連れて行って!とお願いして一緒についていくことに.
スペイン到着.
アツ!
コートいらんじゃん!
切符とか,全部買ってもらってバルセロナ無事到着.てか,スペイン語って喋るのはやっ!!
そして,バルセロナからバレンシアまでのバスの切符も"買ってー!"てお願いして買ってもらうことに.
優しい!!泣
やっぱり,助け合いって大事ね.って俺はあまり何もしてないけど...

この日は途中からあいにくの雨.
市場に駆け込み,市場を見学.
おー,今まで感じてきたヨーロッパとは雰囲気違う!
というか,彩りゆたか!

庶民的な,南国的な雰囲気を感じ取ってきました.
その後も雨は止まずカフェへ.
スペインで朝食として食べられていたらしいチュロスをチョコに漬けるやつを食すことに.
うまー!
ディズニーランドに行きたくなりました.
その後は,海を見て,暗くて何も見えないコロンブスの像を見て,ガウディーの建築を2つ見て終わり.

2日目
いよいよ,今回の最大の見どころ.
サクラダファミリアへ!
ででーん!

他の教会とイメージは全然違った.
今まで,教会で心に響くと思ったところに共通していたものは"荘厳"であるということ.
今回,サクラダファミリアも心に響いた教会であったけどそのイメージは"生".
とても有機的で,教会が生きていると思った.
中に入ってみると,教会のイメージが大きく崩れた.
本当に"生"に満ち溢れていて,とても教会の中とは思えなかった.
こいつはちょっと感動.
でも,この感動はとても文章とか写真とかで伝わるようなもんではない.
中の展示室みたいなところも見たけど,面白すぎる!
ガウディーの頭の中どうなってるの!?って感じ.
一つ一つが凝っていて,そんなところまで!!みたいな...
1-2時間くらいいたような気がするけど,全然飽きません.
本当に一度は行くスポット!!
今もまだ建設中だけど,こいつが完成したらもう一度行きたいな.
ちょっとガウディーに魅了されました.

その後は,これまたガウディーの作ったグエルパークへ.

いちいち,オシャレ!
南国的な雰囲気漂う,公園でした.

3日目
これまた,ガウディーを巡る旅.
ガウディーの処女作を見にいく.
友達も言っていたけど,世界遺産に指定されているのにもかかわらず,その建物が周りとマッチしすぎ.
例えば,ガイドブックとか何も持っていないでただ単に歩いていただけだと,多分気づかないんじゃないかというくらい...
話を聞いている限りだと,周りの建物がその建物に合うように造られているのではないのかなーと思ったり.
あとは,世界遺産だけど普通に人が住んでいたりするので気づきにくいというのもあるかな.
そんなこんなで,処女作を見た後はカサバトリョヘ.

ここは,海がテーマらしい.
オーディオガイドの説明を"番号押して緑のボタンを押して"と日本語言われ焦る.
本当にこういう時って,どう返せばいいのか分からなくなる...
ここでも,ガウディーの頭の良さに焦る.
頭がいいというか,気が利く.
全てのものを考えて作っているところに,こだわりを感じる.

何だかんだ時間が無くなり,コロンブスの像と凱旋門を通りながらバレンシア行きのバスに飛び乗る.
バスは,ベンツ製.
乗り心地はとても良いね.
足回りが非常に安定している.
関係ないけど,バスの中では映画も見れたり(一番前の画面で上映されている)してエンターテイメントが意外にあってビックリでした.
寝違えながらバレンシアに到着.
したものの...
どこここ.
完全に中心地に着くと思いきや,違う場所みたい.
市バスの運転手に"ここ行きたいんだけどー!"ってiPodの画面を指さしながら聞いてみたものの老眼で見えないらしく,よくわからない答えが.
そもそもスペイン語だから何言っているか分からんが.
でも,"セントラル?"と聞かれたから"そうじゃい!"って答えたら,とりあえずこれに乗れと.
ほう,一安心.
いざ乗ってみたものの,"次のバス停は○○"的な案内がなく焦る.
俺どこww
必死に,走りゆくバスから地名を見つけて降りる場所を推測していました.
ホテル到着.
iPodさんでどこを回ればよいか探して,夜歩き開始.
ホテルの横に世界遺産があるらしいけど...
どこ?
結局は本当に間隣りにあったやつがそうだったみたいでしたが,あまりにも周りの建物になじみ過ぎて,その日はそれが世界遺産だとは思えませんでした.
教会行って,ケバブ食って終了.
久しぶりのケバブ,うまー!

4日目
あいにくの雨.
あんま降らんだろーと思い傘を持っていかなかったらまさかのガッツリ降り.
それでも,めげない!
とりあえず,海だろ海!
といわけで,電車に乗って11月末の海へ.
電車の改札は一回券みたいなやつでもスイカみたいにタッチする感じの切符なのね.
文明を感じました.
海に到着.荒れています.
しかし,そんな中でもサーフィンをする人2人発見.
まだ温かいもんね.
iPodさんで調べた建物を探す.
頼りになるものは,建物の形と,周りに水があるということ.
海に来ればあると思ったけどなぁ...
ちょっと,高いところから街を見渡してみると明らかに不自然に突き出ている建物発見.
行ってみると発見.

どうやら,科学館みたいなのと美術館みたいなものみたいでした.
カメレオンから見た世界とか,ハエから見た世界とかを体験で来てちょっぴり面白い.
そして,宇宙船の3Dの画像とかがあって興奮.
宇宙船の中ってこうなっているのね!
科学館から出ると,雨.
激雨やん!!
びしょ濡れになりながら戻る.
教会の中に入る.
お金を払う.
この時点で残り30€.
ヤバくね?帰れるの,俺?
それはともかく,ここの教会どうやら歴史があるみたい.
というか,一番感動したのは"聖杯"を見たとき.

最後の晩餐での"聖杯"についてはいろいろな意見があると思うけど,ここの教会にはキリストが最後の晩餐で使ったとされる"聖杯"を見ることができました.
本物かどうかはさておき,自分の中でどこか遠く想像つかない存在だったものがこんな間近で見れるのはちょっと感動.
その後は,地下鉄でピュッと空港まで行き飛行機でドイツへ.
帰りも17€くらい.
やす...

飛行機到着.
やってきました,霧の国ドイツ.
しかし,空港に何故かFriedrichshafenと書かれたタラップが.
えっ,なぜ?
ここMemmingenだよね?
いやいやー,まさか...
出てみる.
フリードリヒスハーフェンじゃん!!
家まで20分,1.80€!
ちゃんとは,機内のアナウンス聞いていなかったけど"霧の影響でうんぬん"って言ってたけど,そういうことね!!
今回自分の街に飛行機が付いたからよかったものの,これがまったく知らない国の知らない街だったら焦るだろうなーって思いました.
ただ,こういう風に他の空港にダイバートになっても誰一人として文句を言わないというのはちょっと印象的です.
だから,自分も何も気にすることなくボーっとしていたのだと思うけど...
自分の中では,外人はかなりクレームをつけるイメージとかあったのですがそうでもない一面を見ました.
文句を言っても仕方がないことは言わないのかな.
そう感じます.


簡単にスペインで感じたことを.
ドイツと比べると,庶民的でした.
それは,人がというだけではなく,街全体が.
いわゆる,ラテンを感じました.
Hola!と挨拶をするとHola!と気軽に返してくれる.
人と人との距離が近いなーと.
だけど,豊かな国ではないなということも感じました.
物乞いの人の多さ.
みんな,あたかも普通に自分のハンディキャップを見せ,お金をくださいとお願いしてくる.
生きるのに必死なんだろうなと.
日本だったらハンディキャップがあったりすると,それを隠そうとするような気がするけど,そんなの隠していたらおそらくこの人たちは生活をすることができないのではないかなーって思う.
でも,これって政府がそういう人たちに援助をすることができたらそういうことも無くなっていくんだろうな.
最近は,スペイン政府は失業者に対する措置としてドイツ語の語学学校に通わせる,というのを聞いたことがあります.
そしてドイツで職を見つけてもらう,ということらしい.
もっと内需を増やしていければ... ってそう簡単にはいかないのかしらね.
同じヨーロッパ内でも国によって情勢はいろいろ違うんだなーって感じることができました.
ヨーロッパに来るまでは,ヨーロッパで一括りにしていたところがあるけど,そんなことは無い.
一つ一つの国で文化があるし,それぞれの国の人は自分の国にアイデンティティーを持っている.
あと,4カ月の滞在ですがいろんな国を回ってそれぞれの国を見ていけたらいいですね!

ドイツに帰ってきてからもHolaが抜けない...
この挨拶は今まで聴いてきたあいさつの中でも一番可愛い!

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