2012年1月31日火曜日

noch 2 Monate

2週間放置していました.
こんにちは.
今日は同居人の料理のおかげで家が臭いです.
"あんた,何作ったん?臭いわ"
と言ったら料理名を言って(忘れた)そそくさと逃げられました.
家がイカ臭い.
ちょい勘弁してくれ!

もう1月が終わろうとしています.
そして,ここ最近は充実した日々を送っていました.
振り返ってみましょう.

19日(木)-22日(日)ポルトガル
19日(木)
会社を早退し,ポルトガル行きの飛行機に乗る予定.
今日は13:30に帰るからよろしくね!と上司に言っているのにもかかわらず,僕が持っていた日本のプレゼン資料を見つけて"何これ!!説明してよ!!"と言われ説明する自分.
時間がないと言っているのに,質問を続ける上司.
マジで今日だけは勘弁してくれー!!と思いながらパパパっと説明.
しかし,自分たちにとってあたりまえなことも他の国の人から見たらおかしいんですね.
例1)日本語にはひらがな,カタカナ,漢字があるけど新聞とかは漢字だけで書いてあるの?
例2)日本の数字って同じなの?(つまり1,2,3....ということ)
あぁ,なるほど.
そういう質問が来るのかーとか思いながら答えていました.
でも,かなり日本に興味を持ってくれて個人的には大満足です.
(今日も他の同僚に日本のことを説明したらかなり興味を持ってくれた.かなり嬉しい話.)
結局肝心な課題について話し合うことができずに,早退しました.
だから言ったのに!!

空港で友達に合流し,バーデンバーデンからいざポルトへ.
ポルト着.
何これ,暖かい...
途中乗り換えたカンパニャン駅で"Hey, my friend!! Please give me money"とさっそくしつこくせびられ,危険を感じる.
やっぱりドイツみたいに安全ではないのね.
パンを買って電車を乗り換える.
しかし,電車はキレイ.そして,安い.
60km走って2.8€っていかれとるわ.
夜中1時にお世話になる友達の最寄駅Aveiroに到着.
彼の車でいざ家へ.しかし,車自持ちとはなかなかやるな.
お疲れです.死亡.

20日(金)
家主は仕事へ.
彼の布団を掛けてくれるという優しさに感動しながら自分はそのまま寝る.
昼前に起きてAveiroを観光し,ポルトへ.
しかし,Aveiroなかなか良い街.
ここだけでもかなり時間はつぶせそう.
さぁ,ポルトに到着.
何これ暖かい...
インフォで地図をもらいおねーさんの笑顔に癒された後は,街中散策.
やべーな,ポルトガル人のカップルたち.
ドイツ人よりいちゃつき過ぎだわ!
でも,暖かいしね,なっちゃうね.
意外にポルトはそこまで大きくなく(というかどこを回ればよいかあまりよくわかっていなかった),歴史地区をブラブラ.
しかし,異国情緒.
違う国に来たなーってすごく思えます.

晩飯は,仕事から帰ってきた家主のお勧めでとあるレストランへ.
うまーい!!
ドイツより断然飯ウマでした.
今日から合流する他の友達をピックアップして帰宅.


21日(土)
朝からリスボンへ向け出発.
バスの中で完全に沈没していました.

リスボン到着.
何これ,暖かい...
ここはなんだ,天国か?
昼飯は普通にピザを食べ,元家主にこの日のホテルの予約をしてもらう.

なんとも,ホテルの人と友達らしい.
どんだけ顔が広いんだ.
一泊10€.

安いぞ.
カワイイ市電に乗ってホテルへ.
ホテルははっきり言ってそこまで綺麗じゃなかったです.
だけど,ポルトガルの普通の家の雰囲気を味わえた!!
個人的には大満足でした.
写真じゃ伝わらないのであえて写真はあげません笑
そして,リスボン観光.
とりあえず,丘へ.
どうやら,"○臭力"のCMでも使われた丘らしい.

ココ.
歌ってみようかー!!ってなったけど,羞恥心に負けました(元家主が).

しかし,彼は以前実際にこの場所で歌ったらしく,そのビデオがとある場所に残っています.
やるな...
その後も,彼の完璧なガイドのおかげでリスボンを大いに満喫できました.
彼の専属ガイドはマジでタメになる...
このころ僕は,カフェ(エスプレッソコーヒー)をキャパオーバーに飲んでいてゲロ吐きそうでした.
というか,無理でした.
小さい小道を抜けたり,広場を見たりして,二つ目の丘へ.
ここもそのCMで使われたとこらしい.
ココ.
普通に景色を楽しんでました.
さすがに夜になるとちょっと肌寒い.
飯を食うまで時間をつぶすためにブラブラ.
そして,絡まれる絡まれる.
異常なほどに.
カフェで飲んでいたら,ポルトガル人に"中国人か?"と絡まれる(彼は良い人).
街を歩いていたら,客引きによくつかまる.
そして,アメリカ空軍と思われるやつらに"パールハーバー"のウンチャラと絡まれる.
だけど,これは異常らしい.
まぁ,そんなこともあるべなと思い飯を食ってバーへ.
バーも雰囲気が何か違う.
これも異常らしい.
ちょっと落ち着いたところで飲んで1時過ぎに帰宅.
だけど,帰る時にこれから飲むぞーという人の多さと言ったら...
ポルトガルの夜は遅いですね.

22日(日)
早起きし,帰りのポルトまでの切符を買い,もう一度街観光.
だけど,今日もいい天気.
もう,嫌なことなんてどこかへ飛んで行ってしまいます.
リスボン名物のエッグトルテを食べ,発見の塔でダラダラ.

ここでも,解説付き.
お前は,どれだけ物知りなんだ...
もう,こののんびりした感じがタマラン.
ずーっとここにいたいわぁ何て思ってしまいました.
何で自分仕事してんだろう,みたいな...笑
でも,こんなに気候が良かったら仕事する気も失せる!
ダラダラしたあとは,世界遺産のベレンの塔へ.
ここから先は大西洋らしい.
そして大航海時代,かつての冒険者たちはみんなここから見送られて旅立っていったらしい.
みんなここから旅立っていったのかーって考えるととても感慨深いものでした.
未知なる世界に向けて旅立っていくって,すごく勇気のいることだと思う.
その冒険者の出発地がここかぁ,なんて思ったりしました.
フランシスコザビエルとか,ここから日本まで来ちゃうしね.
とか言っていると時間が無くなっていました.
焦りながら市電に乗り,地下鉄に乗り換える予定がこのままじゃヤバいということでタクシーで.
"チャンピオーン!!"とか言いながら爆走.
さすがだわ笑
そして,安い.
1kmくらいで3€.
ポルトガルタイムにかなり焦らされましたが無事電車に乗ってポルトへ.
ポルト空港でも時間は無く,着いたと思ったらそのまま飛行機へ.
ドイツ到着.
と思いきやここでも時間がなく,タクシーで最寄駅へ.
市道を時速100kmオーバーで飛ばしてもらい,何とか駅へ.
とりあえず電車に乗れたけど,途中で前の車両に乗り換えろと言われ乗り換え.
乗り換えた後しばらくすると,乗務員に途中の駅でこの電車とまるからそこからバスで行けと.
最後の乗り換えに間に合わない臭いがプンプン.
バスに乗っていると,さっきの乗務員に呼ばれる.
乗り換えに間に合わないから,タクシーで行ってと...
その時は"OK"と二つ返事をしてしまったけれども,あれ?お金はどうなんだろう?
結局,確認したら途中の駅までバス及び電車で行って,そこからタクシーだと.
そして,そのタクシー代はドイツ鉄道もち.
というわけで,最後タクシーで100km以上爆走してもらいました.
そして,タクシーの運転手の地理理解力は異常...
途中時速150kmくらいで爆走していると思いきや,時速30kmになったり...
どうやらどこに時速取締り気があるか把握しているらしい.
乗った場所から100km近く離れた場所なのによく知っているわ...
そして,裏話いろいろ聞かせてもらいました笑
どこの国でも考えることは同じなのですね.
とうわけで当初の予定より早く帰宅.死亡.


22日(月)
次の日に向けたプレゼン作成.
いろいろまとまっていない.
焦る.

23日(火)
プレゼン.
今いる部署と他の部署の人が合わさってけっこう大人数の人に来てもらいました.
今の課題について発表.
というものの,課題が途中で変わったので喋れることが思った以上に少なかったです.
というか,自分が一番やったところは理解するのが難しいから質問きたら説明して,くらいに留められたので...
大まかな流れを説明し,とりあえず終了.
発表練習一度もすることもなく本番に臨んだからどうなることかと思ったけど,限られた時間の中にしてはよかったのかなと.
だけど,絶対的に評価したらそれはまだまだ満足できるものではありません.
準備不足ですね.
人に聞いてもらうんだから,もうちょっとクオリティーをあげたかった.
だけど,このプレゼンのおかげで同僚と話す機会が増えました.
というのも,プレゼンを聞いて"ここはこうじゃない?"とアドバイスをくれる人がけっこういて嬉しいです.
今はいろんな人に意見をもらって,結果評価および計算モデル評価をもう一度行っています.
そして,ドクターを持っている人の頭のキレはやっぱり違うなぁと圧倒されるのでありました.

24日(水)
日本のプレゼン.
これはインターンシップ生のためのイベント.
プレゼンに関しては作った原稿を見て発表するという状況でした.
さすがに,準備不足過ぎました.
こいつは悔しかった.
ドイツ語はまだとっさの発表では使えんです.
ただ,ここは伝えたい!と思って作ったところは原稿なしに意外にも喋れて,けっこうウケたし,興味を持ってもらえたし,けっこう満足な感じでした.
その後は,寿司を食べてもらおう,と言うことになっていたのですが,他の友達が当日魚を買いに行ってみると"生じゃ食べれないわよー"と言われたらしく,急きょ変更.
シーチキンおにぎり作りました.
個人的にはメチャウマでしたが,人気はそこそこでした笑
最後は折り紙とアヤトリをやって終了.
ここら辺は,けっこうみんな楽しんでくれたみたいで良かったです.

ちなみに,鶴を折ったのですが(2回目)僕は完全に生徒側でした.
どうやら,難しすぎるみたいです.
"あぁぁ,クソー!!"という声を何度聞いたか...
途中で放棄する人も笑
だけど,楽しんでくれたみたいで良かったです.
あとは,もうちょっと準備できれば...
もっと日本のことを伝えたかったです.
自分に限界をつけないって言うのも一つですが,自分の限界を知るっていうのも一つですよね.

25日(木)
フレンドリーな友達の仕事終了日.
彼はこれからインドに行くらしい.
彼は本当にフレンドリーでいつも積極的に挨拶をしてくれる人.
誰に対しても笑顔だし,イライラしているところを見たことがなかったです.
"ドイツ語喋りたかったら俺のところ来いよ!"とも言ってくれたし,本当に素敵人間でした.
ただ,唯一彼とだけ会話が不能でした.
というのも,方言なのかなんなのか分からないけど何を言っているか全く聞き取れん.
文章レベルではなく単語が聞き取れん.
本当にいい人だったんだけど,会話ができなかったのは残念です.
完全に落ち度は自分ですがね...苦笑
いつも,何言ってるか分からないという時でも笑顔でもう一度説明してくれた彼もいなくなってしまうのは寂しいですね.
最後まで彼は笑顔でした.
自分もいつかこんな人になれたらなーと密かに思うのでありました.


あとは,いつも通り仕事をしてマンスリーレポートを書いて家探しをしながら今に至るのであります.
最近仕事に関しては他の人とのコミュニケーションが増えてきてけっこう楽しいです.
みんなに自分の思っていることを伝えるっていうのは大変だけど,みんな理解しようとしてくれようとするし,ちゃんとアドバイスをくれる.
話せば話すほど問題点とか解決策とか見つかるし,まだ問題は山積みだけど一つ一つ解決していこうと思います.
言葉が少しできるようになると可能性が広がるなーって思うのでありました.
ちゃんと喋れなくても伝えることができたら,だいぶ変わります.
帰国まで2カ月をきりました.
家探しをしたりと,帰国に向けて徐々に動いていますがあと少しの間も充実させていきたいですね.
とりあえず,仕事に関しては今の課題を仕上げて成果を残したい!

そして,今更になって思うことだけど日本にいる間にもっとドイツ語をやっておけばもっと楽しかったんだろうなと思う.
生活するだけだったらドイツ語とかあまりできなくても生きていけるけど,現地での生活を楽しむには現地語は必須ですね.
来年のヴルカヌス生には出発前に語学を勉強しておくことを強く勧めるのであります.

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