2012年2月5日日曜日

kalte Woche

最近さむい日々が続いております.
朝起きると-15℃とかになっていたりして,割と会社に行く気力が...
会社に行くのにだいたい5回くらい挫折しそうになっています.
この寒波,早く終わってくれるといいなぁ.
割と辛い.
割と引きこもりたい.
そんな気持ちです笑
あと,1週間くらいで温度がプラスにいくことを祈ることにします.
くっそぉ,もう寒さの峠は越えたと思っていたのに本格的なものがここになってきた...
でも,これを超えればあとは暖かくなるだけなはず!
春が待ち遠しい!

ここ最近はずっと日本に帰った時の家探しをしていました.
しかし,帰ってから探すという悠長なこともできずにインターネットを見ながら親と相談する毎日.
自分は衣に関しては人並みで,食にはあまりこだわらない人だけど,住にはかなりこだわる人なのでかなり苦労しています.
とりあえず,今日家を決めたので明日業者に問い合わせてまだ空きがあったら家探しは終わりです.
日本に帰る準備を着々と,という感じですね.
まだ終わりではないけど,終わりが割と見えてきて焦り,不安,寂しい,楽しみ...といろいろな感情が入り混じっています.
そして,そろそろファイナルレポートに手をつけなければ.
土日は割と予定がつまっていたりするので,あとから焦ら無いように今からね.
と言っておかないと絶対にやらないので...


昨日は語学学校のときに同じクラスで仲良しだった友達に会いにスイスのバーゼルに行ってきました.
ここのバーゼルという街はドイツ,フランス,スイスの国境にある街で,なかなか面白い位置にあります.
そしてスイスの公用語はドイツ語,フランス語,イタリア語,ロマンシュ語の4カ国後.すごい国だ...
ちなみに,スイスのトラムのアナウンスではドイツ語,フランス語,英語の順にアナウンスが流れるのでありました.
ドイツのバーゼルで電車を降りて駅を歩いていると国境と書かれた場所があり,初めて歩いて国境をまたぎました.
ここら辺で,かなりテンションあがっています.
そこの駅からバスで10分ほど行ったスイスの駅で友達と待ち合わせ.
バスを降りて駅に向かうとそこには懐かしの友達が!!
相変わらず元気そうで,いつも通り笑顔で迎えてくれました.
久しぶりに会ったけど,昔のままで嬉しかったです.
そして,彼は他の町に住んでいるのだけれども今日の為に先週も来て一度ザーッと回ってくれていたみたい.
本当にその優しさにホロリでした.
地図が読めずに迷う彼と一緒に街を散歩しながら大聖堂を見て,塔に登ったりして,川沿いを歩いて,船に乗って,ラーメンを食べたりしたのでありました.
しかし,彼のフレンドリーさは健在で誰に対しても"Hallo!!"と明るく挨拶.
本当に,誰に対しても.
すごい純粋だなーと思うとともに一緒にいてとても気持ちが良いのでありました.
彼はまだ17歳であるけれども,尊敬できるところもあるし,決して年下とは思っていません.
というか,向こうも僕のことをいじってくるし,本当に対等な関係でこちらとしても気が楽です.
これはヨーロッパの人一般的に言える話かもしれないですね.
上司,部下とかでも話すときはみんな対等に喋っているし,フレンドリーでとても良い関係が築けていると思います.
人と人との距離が近いヨーロッパの人って話していて楽しい.
少し話がそれましたが,そんな彼がいたおかげで語学学校でも楽しい思い出が作れたし,感謝感謝.
帰りは,彼が電車の時間を調べてくれたのですが駅員(ドイツ語,フランス語,英語ができる!)とはフランス語で喋り,それを僕にドイツ語で通訳してくれるという謎の事態.
あれ?これ,俺がドイツ語でそのまま話せばよくない?ということになったりしながらも帰宅.
見事に電車に乗り遅れました.
駅に着いたら,電車発車していた.


スイスに行った感想は,やっぱり人が優しい.
なんなんだろう.
実際,自分の友達で多いのはスイス出身の人だし,彼らは皆優しい.
経済的に裕福だからなのだろうか.
心のゆとりを感じます.
そして,言語能力が高い.
道に迷って,友達がおじいちゃんとおばあちゃんのカップルに道をドイツ語で聞いたときでも,彼がフランス語を話せるのがわかった途端に流暢な(分からないが,ペラペラだった)フランス語で話し始める.
いくつもの言葉が入り乱れる国だからこそなのかもしれないですが,本当に唖然とさせられました.
そして,非常に親切で...
ここの国は物価があり得ないくらい高い(バーガーキングのホッパーが650円!!)ことを除けば大好きです.


久しぶりにその友達と話したわけですが,彼はスイスのフランス語圏に住んでいるためほとんどドイツ語は使ってないらしく,前みたいに話すことはできなくなっていて自分自身にイライラしていることがけっこうあったり.
それは,話す機会が無いから.
もし自分が日本に帰ったらそういう機会を見つけようとしなければ周りにドイツ語を話す機会なんてほぼ0だと思います.
そしたらそのままドイツ語を忘れていくことになるでしょう.
でも,そうした時にコミュニケーションが取れなくなる友達もいっぱいいるのかなと.
この一年辛いこともいっぱいあったけど,彼らがいたから楽しいこともいっぱいあったなって思うこともできる.
そんな彼らと話せなくなるのは本当に寂しい話.
日本に帰ってからもドイツ語を忘れない程度でいいから少しずつでも続けていけたらなぁと感じるのでありました.

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