2011年5月5日木曜日

du oder Sie?

ふと思ったこと.
ドイツ語では"あなた"という言い方が2種類あります.
du

Sie

duは割と親しい仲の人に対して使う言葉でSieは初対面とか目上の人に対して使う言葉です.
日本語でいう"お前"と"あなた"って感じかな?
だけどSieは今までほとんど使ったことが無くて, 生徒だったら初対面でもduを使うし, 先生ともduで喋ります.
つまり,ドイツでは人と人との垣根が小さいのではないのかなって.

ドイツ来た次の日に洗濯しにコインランドリーに行ったら通りすがりのおばちゃんに絡まれたし,電車の中でも知らない人同士でいきなり会話が始まる.
お店で席に座ればいきなり話しかけられ,そしてまた会えば笑顔でHalloと言う.

ドイツは日本に似ていて堅実であり,自分が偉いと思っているとかそういう情報を日本で得ていてビビッていましたが全然そんなことないです.
確かに,頑固なところがあったり自分を押し通してくるところはありますが,困っていることがあれば知らない人同士でも助け合うし,決してビビる必要なんてないんだなって思いました.
ドイツに来てまだ1カ月で全然わからないことも多いけどduの文化を感じています.

それに対して日本ではSieの文化が強いのかなと.
日本語という言葉自体も丁寧な言葉でとても好きだけれども,人と人が親しくなるためにはちょっと不向きな気がする.
そして,全部が全部そうではないと思うけど,困っている人がいたら声をかけるのは日本ではなかなか勇気がいることだと言われています.
ただ,他人に対する感謝の気持ち,そしておもてなしの心というのは日本はどこにも負けていないと思うし,そういうところが日本の良さだと思います.

そして,英語は全てがyouです.
本当に人と人との距離を短く感じさせてくれる言語です.
英語を話している時の自分と日本語を話している時の自分は何かが違う気がする.
それが言語の違いなのか自分でもよくわらからないけれども,そう感じます.

語学学校でも,他人に対する親しみ方というのに他国の人とギャップを感じることがあります.
まだまだSieの文化が消えない自分ですが,もっともっといろんな人と喋って他国の文化に触れていきたいと思う今日この頃でした.

なんか思うままに書いてしまったから,ちゃんとまとまってなくてスイマセン汗

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