2011年10月18日火曜日

Le Mont Saint Michel

最近更新が滞っております.
でも,せっかくだしなるべく頑張って更新していきたいと...

先週の土日を使ってパリに行ってきました!
パリというか,モンサンミシェルが今回の目的地!
しかし,前回来てから数カ月でもう一度来れるなんて贅沢だなーって改めて思いました.

Ulmで一カ月ぶりに大学の友達に会い,軽くUlmを観光.
そして,夜行列車に乗り,窮屈な客室で体を休め9時間するとパリに到着!
寝るスペース付きで,往復120€だったので問題ない価格です.
まず最初に向かったのはオペラ座.
前回来たときは入れなかったので,今回はもう一度トライということで.
メッチャよかった.
そんじょそこらのお城とかよりも全然よかった.
内装の豪華さが異常.
そして,それが今も使われているって言うのが何よりも素晴らしい.

こうやって昔から残っているものを今も使っているヨーロッパっておしゃれだな.
オペラ座を見て,ラーメンを食った後はモンサンミシェルへ!

パリから電車で2時間.バスで1時間半ゆられ,モンサンミシェルに到着.
ホテルにチェックインし,荷物を置いてモンサンミシェルに向かおうとしたところ...
いるわいるわ,日本人のツアー客.
ホテルは島外にとってあったので歩いてモンサンミシェルに向かう.
おぉ,遠くに見えます.


昔は満潮になると道が無くなってしまうことがあったらしいですが,今は新たに道が作られいつでも行ける状態になっています.
それでも,駐車場には"○○時から○○時まで海水が押し寄せるので車どけてね"って言う看板があり,昔の名残が今なお残っていて面白かったです.
島内は非常に小さく,すべての道がコマコマしていてかわいい感じでした.
そしているわいるわ,日本人.
ここは,日本かって思うくらいに...
看板まで日本語!
こうして久しぶりに日本から来た日本人を見てみると,良くも悪くも"集団行動"してるなーって思ってしまいました.
まぁ,ツアーで来てるからって言うのも大いにあると思うけど...

あぁ,これが日本人かって.
でもこれって日本の気質でもあると思います.
例えば,日本は海外と協力して何かをやっていくっていうことが少ないと言われています.
一番の障害は言語.
そして,それとともにあるのが"自己完結"できてしまうから,という理由.
別に海外に出ていかなくても自分たちだけで何とかできてしまえるから外に出ていかなくてもいいやって言うこと.
こうして,外から日本人を見てみるとそういうところが見えてきてけっこうおもしろかったりもします.
でも,ちょっと話してみたかったかもな笑

そんなことを思いながら夜になり,飯を食いに.
モンサンミシェル名物,オムレツ.

おぉ,これが噂のおいしくないと言われる,オムレツか.
感想は,噂どおりでした.
でも,おいしいおいしくないを抜きに名物を食べれてよかったです.
これが名物となる所以もありますし,そういうのを感じることが目的だったので.
いやはや,質素.
でも,それでよいのです.

帰りは街灯一つない道を歩く.
車にはねられそうになりました.
マジで,危ない...
しかし,星空に浮かぶモンサンミシェルは本当に幻想的.
これは,実際に見ないとわかりません.
是非,自分の目で見てみてください!!

ホテルに戻りワインを開け,"気持ちいいー!"とベッドにダイブして,次の瞬間気が付いたら部屋が真っ暗になっていました.
せっかく久しぶりにいろいろ話せると思ったのに,寝てしまった...

次の日,7時に起床.
予定よりも1時間遅れています.
寝坊だー!って思いながら,朝焼けを見にモンサンミシェルへ.
ザブい!!
そして,霧がかっていて前がよく見えません.
しかーし!!
霧の中にうっすらと浮かぶモンサンミシェルは本当に幻想的でした.
ラピュタのモデルにもなったらしいですが,まさにあれ.


朝焼けは雲がかかっていて見れませんでしたが,逆にいいもん見ました.
島内はさすがに朝早く,人もいない.
観光地とは思えない静かさで,とてもゆったりとした時間が流れていました.
これが本来の姿なのかなーなんて.
非常に良いですね!
その後は大聖堂を見て,日本人のガイドの解説を盗み聞きしながら堪能しました.
しかし,一緒にいた友達のおかげで入場料9€がタダになったのは非常に大きい.
第二外国語でフランス語をやっただけなのに交渉できるなんてビックリだわ.
大聖堂は,思った以上にでかかった笑
見応え十分!
だけど途中から時間が無くなり,ささっと帰っていきました.

帰りの電車のチケットを買う時,イタリア語もOKのところの窓口にあたったので,一緒にいた友達にお任せしました.
さすが,住んでいただけあってペラペラ喋ってる!
そして,"日本人が私よりうまいイタリア語喋ってるよ!"って感じで窓口の人はかなり爆笑していました.
日本人が英語以外の言語を喋るって珍しいのかな?笑
僕はそのお姉さんの腕毛の濃さの方が気になって仕方ありませんでしたが.

パリに帰った後は,ルーブル美術館  の前のアップルストアに行って,シャンゼリゼ通り,凱旋門,エッフェル塔をブラブラして終わりました.
帰りに寄った中華でも日本人のツアー客に遭遇して,フランスでの日本人の遭遇率に驚きを隠せませんでした.
だけど,ツアーで中華ってみんなそれでいいのかな?笑

帰りも寝台でしたが,同じ客室になったのは中国人4人.
ここで,一つおもしろかったのはそのうち一人はドイツで働いている人だったのですが,他の3人と性格が違うということ.
もしかしたらたまたまなのかもしれませんが,ドイツで働いている人はこちらのことを考えてくれていてドイツ人的な優しさを感じました.
その文化にいるとその文化に染まるのはもしかしたら当たり前なのかもしれませんが,改めてそれに気づきました.
ということは,自分も帰った時にはドイツ的な何かを得てるのかな?
文化は教科書を読んだら知識を得ることはできますが,本当に根付いているところは実際に感じてみないとわかりません.
そう言う,肌にとって感じることができるものをいっぱい吸収して帰りたいな.

今回2回目のパリでしたが,非常に楽しかった!
観光するには非常にいい街な気がします!!

0 件のコメント:

コメントを投稿