2011年8月17日水曜日

Vulcanus in Europe

今自分が参加しているプログラムについて書いてみようと思います.

今更ながらという感じですが,来年度生の募集要項も発表され,半月後から募集が始まるので...

プログラムの名前はVulcanus in Europe
簡単に言うと,一年間ヨーロッパにいってインターンシップしちゃおうって言うプログラムです. 


以下概要及び募集要項抜粋

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①概要 
1. ヴルカヌス・イン・ヨーロッパプログラムとは?
「ヴルカヌス(Vulcanus)」はラテン語で鍛冶屋の神様を意味しています。
「鉄は熱いうちに打て」の格言通り、将来の日欧関係を担う若者育成のため日本の理工系大学生・大学院生を対象にした奨学金付きのプログラムです。
ヴルカヌス・イン・ヨーロッパプログラムは1996年に開始し、これまでに287名(2011年4月現在)の学生を欧州へ派遣しています。
 

2. 次回派遣期間(2012年度)
2012年4月上旬~2013年3月下旬 (1年間)
 

3.  研修内容(2012年度)
欧州セミナー(欧州の政治経済に関する講義など)2-3日間・・・・2012年4月
欧州での語学研修(企業研修実施国の言語)15 週間・・・・・・・・2012年4月~7月
在欧州企業でのインターンシップ 8ヶ月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2012年8月~2013年3月
 

4.  派遣先
EU加盟国
 

5.  奨学金 (2012年度)
航空運賃などの費用として日本出発前に80万円程度の奨学金を支給
企業研修中は現地において6600ユーロ程度の奨学金を支給
欧州セミナー受講料、語学研修中の授業料等は当センターが負担
奨学金の返済の必要はありません。
大都市やその近郊での研修の際には、他の場所での研修より生活費がかかることがあります。
尚、私的旅行や保険などの費用は自己負担となります。 



②要項 
1. 派遣期間
2012年4月上旬~2013年3月下旬(1年間)
 
2. 応募資格
下記の全ての条件を満たす方
応募時点において日本の大学で学部3年生、4年生、または大学院生であること
理工学系(理・工・農・IT・薬・建築など)の学生であること
日本国籍であること
 
3.  募集人数
20~25名程度
 
4.  応募受付期間
2011年9月1日(木)~2011年9月30日(金) 郵送必着
 
5.  選考方法
一次審査/書類選考
一次審査の結果については10月末(予定)までにご連絡します。

二次審査/面接
一次審査に合格された方を対象に10月末もしくは11月初旬頃、当センター東京事務所にて実施 します。
交通費などは自己負担となりますので、あらかじめご了承ください。

三次審査/企業とのマッチング
二次審査に合格された方を対象に企業へ研修受け入れ可否の打診を行います。
マッチングの結果は早くて11月、遅ければ1月頃となります。


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普通の留学と違うのはあくまで会社で働くということ.
なかなか,海外の会社で働く機会というのは少ないと思うし,海外の企業を見ることができるというとても貴重な機会だと思います. 
そして,このプログラムは奨学金付きプログラムです.
学生のうちに,そして,奨学金をもらいながら海外経験を積むことができる機会っていうのは本当にまたと無いと思います. 
一年間行くということで,行けたとしたら多くの人の場合留年することになると思います.そして,予定通りに日本で生活してちゃんとストレートに卒業するのと,一年間卒業遅らせて普通に生活していたら経験できないことを経験するのではどちらがいいかすごく迷うと思います. 
てか自分も迷いました. 
かなり迷ったけど今しかできないことを今やらないでどうするって思って応募を決意しました.(かなりざっくり言ってしまいましたが,簡単に言うとそういうことです) 
 
一次審査は書類審査で日本語と英語の小論です.これは,ちゃんとじっくり考えて自分の思いを思い残すことなくぶつけてください.
二次審査は日本語および英語で面接です.ひるまず,頑張ってください.
三次審査はやっかいです. 
一次審査と二次審査は日欧産業協力センターが選考行うものです. 
それに対して三次審査は二次審査をパスしてヴルカヌス候補生になった人が直接企業に志望理由書を英語で書いて応募して企業がとってくれれば合格.企業がとらなければ不合格. 
ヴルカヌスの受け入れ企業は二次審査に進んだ人だけがリストを渡されるので,ヴルカヌスに応募した段階ではどんな企業は受け入れ先としてあるのかはわかりません. 
三次審査に進むことができても自分の専門とする企業が無い場合があります.
実際に自分もそうで,自分の専門とマッチしている企業は一つもなくてリストを見たときはちょっと愕然としました.
それでも,僕は実際にこうして海外にいますし,合格したい!!って思ったらその気持ちで乗り切ってください. 
今,実際に受けている企業研修内容は大学で行っていた研究とは違うものですが,それでも新しい発見が多く,非常に興味を持って行えます.
何事も始めてみないとわかりません.
企業リストをもらうまでどんな企業が受け入れ先にあるのかわかりませんが,このような機会はおそらく滅多にありません.
どのような企業・国に行ったとしても,新たな発見は必ずありますし,大学では体験できないことも数多くあります.
興味を持った方,応募されてみてはいかがでしょうか?
詳しくはこちらで. 
http://www.eu-japan.eu/global/vulcanus.html 

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